ヒーローネームと始まりの職場体験
体育祭が終わり、振り替え休日を愛麗の人体実験という名のサポートアイテムの試作品を試した次の日のヒーローヒーロー基礎学の時間
相澤先生が
「お前らこれからコードネーム……ヒーロー名をつけてもらう」
「この次の時間に職場体験先を決めてもらう。前にも言ったが体育祭の結果で体験先から直接指名された奴もいるから体験先はしっかり決めろ。資料はこの時間の終わりに回す」
「ヒーロー名をつけるの俺はそういうの苦手だからミッドナイト先生に代わりを依頼した。しっかり見てもらえ」
「仮にだが適当なものをつけたら」
「地獄を見るわよ」
ミッドナイト先生が戦闘服で教室に入ってくる
完全に痴女
「今つける名が世に認知されてプロ名になってる人多いからね!!」
「将来自分がどうなるか……名をつけることでイメージが固まり、それが名は体を表すってことだ……オールマイトとかな」
「それじゃあこの紙に書いてできたものを前で発表してもらうわ」
「それじゃあ始めて」
ヒーロー名、コードネーム……う、う~ん
私個人は普通の名前で良いんだよなぁ……威圧感の無いような、安心できる名前が良い
≪プラウダにしておけ≫
(私に干渉してくるな)
≪他に案は何か無いのかな? 無ければ良いだろうそれでも≫
(失敗作……お前の趣味だろ)
≪失礼な、ロシア語で真実と正義を持つ言葉だ……良いだろう≫
(失敗作……いや、私はスターリングにしようと思う)
≪何故かね?≫
(星は名、リングは輪、円は平等の意味に捩れる)
≪傘連判状か本で見た……確かに等しいと意味できるが何故かね?≫
(病による差別……平等という意味を含ませれれば伝わる人には解る)
≪……なるほど≫
(顔を近づけるな失敗作、私の中に帰れいや、出てけ)
≪おいおい、私は君の、星野鈴の個性だ、別人格だ……呼び起こしたのは君じゃないか≫
(幼い過ちだよ……まったく)
≪……レッドリングにしろ貴様は赤だ。赤をつけろ≫
(なにいきなり)
≪赤色は様々な正義の意味を持つ言葉、同時に何十種類も意味を持ち、時と場により変化する……良いだろう≫
(何で私のコードネームにこだわるの?)
≪鈴、私も別の名が有れど今は鈴なのだよ。意思は体が無ければ霊と同じだ。だから気にするのだよ≫
(レッドリング……わかった妥協する)
≪芯を次は持て……妥協だけでは消えるぞ鈴≫
「……私のヒーロー名はレッドリングです」
≪赤ほど権力者に相応しい色は無い≫
「1-Aのヒーローからの指名数だが今年は合計430件だ……全体的にバラけたな」
相澤先生が黒板に指名しされた者を書いていく
クラス指名数1位が桜花雷さんの215件、そこから下にズラーっと書かれて私は何と5件来てた
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