訪問
どうやら、俺は馬鹿らしい
窓が自分が写ってるのに気づかないなんて
いや、でもさ、写り込みなんかでこんな事になるのおかしくね?
普通は何も反応されないだろ?(その通り)
リサ「蓮ー。起きてるー?」
蓮「起きてない。」
リサ「起きてるじゃん。」
そうリサがツッコんでくる
まぁ、起きてるんだけどな
ただベッドから出たくないんだよ
蓮「もう外出たくねぇ。」
リサ「死にかけてるじゃん。」
蓮「死にたかねぇけど死にたい。なんだよ、1日でフォロワー150万人って、バグだろ。」
リサ「うーん、まぁ、アレはバグ。」
外に出たくねぇな
てか、大学始まったら地獄なんじゃ......
うわぁ......
メイド「__ご主人様。」
蓮「あー、おはようございます。」
リサ「おはようございまーす。(いつの間に?)」
メイドさんが部屋に来て、俺は体を起こした
てか、もう考えるのやめた
考えてたら病みそうだから
メイド「お客様がお目見えです。どうなさいますか?」
蓮「客?(誰だ?)」
メイド「大学のご友人の方が4名とその1人の妹様が1名です。」
蓮「1人は帰らせてください。チャラい奴。」
リサ「コラ、いないところで弄らない。」
蓮「すみません。」
俺はベッドから出た
旅行から帰ってきてすぐだけど
相手しに行くか......
蓮「すぐ行くので、適当な部屋に通しておいてください。」
メイド「かしこまりました。」
メイドさんはそう言って部屋を出て行った
さて、俺も準備するか
ちょっとリサ撫でて落ち着いてから
___________________
“雄馬”
夏休みに突入し、4日目
俺たちはこの世のものと思えないような豪邸にいる
いや、もう家と言うより小さな町だ
これは俺の知ってる家ではない
一誠「う、うわ~、これが本物のお金持ちか~。」
昴「ほんまに弦巻家の跡取りやってんなー。元々、嘘とは思ってなかったけど、改めて実感したわ。」
未玲「私もいつか、神谷さんと......!///」
勇人「すごい。この豪邸について一切触れないな。」
流石にこの豪邸を見れば興奮する
まぁ、1人は全く目に入らず
ただ、神谷の家に来た事に喜んでるが
これが本物と言うことだろう
メイド「__失礼いたします。飲み物をお持ち致しました。」
昴(ま、マジなメイドさんやん。すごいなぁ。)
一誠「ねぇねぇ~!メイドさんってなんて名前なの~?」
雄馬「おい、バカ。」
メイド「私ですか?」
メイドはそう首を傾げた
取り合えず、バカは後で殴るか
メイド「私の名はお仕えするご主人様にしか明かさないと決めておりますので。」
勇人「それが、あなたの忠誠心っということですか?」
メイド「はい。」
これが個人の信念なのかメイドの基本なのかは知らん
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