第1話 心優しき泣き虫
「グスッ...いいよ。その代わり、一緒に花冠つくって! あっちの方にきれいなお花があるの!!」
少女に袖を引っ張られ、付いていく狩人。その場面をゲールマンがみたら、自身の子を見る親のような目で笑っていただろうか。
さて、狩人は本来ならさっさと帰って冒涜ダンジョンに潜っていただろうが、偶にはこういうのも悪くない。児戯とて、楽しまなければ損である。
こうして狩人と少女は僅かなひと時であったが花冠作りに没頭したのだ。
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