ハーメルン
仮面ライダーオーズ 15 GREEDS
第20話

「ハッ!」
「ふっ!」
オーズとリュウガは、タイガ、ファム、ガイに化けたライダーヤミーと交戦していた。

クワガタ!カマキリ!バッタ!

ガータガタガタ!キリッバ!!
ガタキリバ!!!

オーズはガタキリバコンボとなると、ライダーヤミーの数に合わせて分身した。
そして、ガタキリバ分身体に翻弄されるライダーヤミーを、リュウガが攻撃していく。

SWORD VENT!

STRIKE VENT!

リュウガは、右手に黒いドラグクローを、左手に黒いドラグセイバーを手にし、ライダーヤミーに立ち向かった。
とても明るく気さくな印象を受けた真司だったが、リュウガとなると、動きに無駄のない精錬された戦いを繰り広げていた。
「はああああ!!!!」
リュウガは、ガイに黒いドラグクローを向ける。クローから黒い火球が放たれるとガイに直撃、瞬時に灰へと変えた。
「うっとおしい!!」

FINAL VENT!

ファムは、ブランウイングを召還した。
「させるか!」

サイ!ゴリラ!ゾウ!

don!don!サゴーゾ!!
DON!DON!サゴーゾ!!!

オーズは、ファムの技を懸念し、サゴーゾコンボへ変身した。

スキャニングチャージ!!

オーズを中心に強力な重力場が生まれた。
「ぴぎっ!?」
オーズの目の前に飛翔したブランウイングは、その重力場に捕らわれ、地面に落ちた。そして、そのままオーズの方へ引き寄せられる。
「はあああ…、せいやああああ!!!!」
オーズは、引き寄せたブランウイングに頭部の角と両腕を突きだした。それらがブランウイングに直撃すると同時に強力な衝撃波が発せられ、ブランウイングを粉々に砕いた。
「うっ…、こ…ぼっ!」
ファムが何かを言い切る前に、ファムのバックルからドラグセイバーが突き出した。
引き抜かれると同時に、ファムはセルメダルの塊に変わった。
「後は…!」

ザバーン!!

オーズ達が戦っている近くの海辺から何かが飛び出した。
ライアのエビルダイバーだ。
「おわっ!?」
「映司!!」
エビルダイバーの奇襲を受けたオーズは、そのまま海水に落とされてしまった。

「うひゃひゃ!流石のオーズも海じゃ何もできないでしょお!」

STRIKE VENT!

海中でオーズを待ち受けていたライアが、エビルニードルを装備して迫ってきた。
「俺の占いはあたる…。お前はここで死ぬんだよ!」
「まさか!」

シャチ!ウナギ!タコ!

シャ・シャ・シャウタ!!
シャ・シャ・シャウタ!!!

シャチヘッド、ウナギアーム、タコレッグを持つ、青い水棲系コンボ・シャウタコンボに変身したオーズは特攻するライアを、水を得た魚のように素早くかわした。
「嘘!?」
ライアは驚いていた。
「はっ!!」
オーズは、ウナギウィップをライアに振るった。鞭は、ライアの腕を捕らえた。そして鞭から強力な電気が発せられた。
「うぐっ…が…!」

スキャニングチャージ!

オーズの足が、蛸の足のように8本に分裂し、足先をライアに向けた。
「せいやああああ!!」

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