第三章 リューナを救え! 中編1
想定される最悪のパターン……それは、“リューナから情報を引き出された上で、リューナが殺されていること”。
では、その次に最悪のパターンとは、なんだろうか?
それは、“リューナから情報を引き出された上で、リューナがブリジット側の味方となっている”パターンである。
別にヴィアは、“リューナが自分の意思で裏切る”などとは欠片も考えていない。彼女とヴィアの間に築かれた絆は、それを確信できるほどに固く、太い。
だが、この世界には魔術的に敵を取り込む方法なんて、洗脳から魅了、はては重要な記憶の抹消まで、掃いて捨てるほどに存在するのだ。
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