ウィルからの誘い
悠side
あれから家とフォウ君の事をハロタ、ハロトルフォ、ハロトリアに任せ
僕はGBNにログインしていた
「久しぶりにインしたなぁ」
マギーさんから貰った扇を口許に当てつつそう呟く
この扇、結構気に入ってるんだ
「メッセージが来てる」
差出人はウィル君からだ
─》ウィル《─
やぁ、君がログインしているのを通知で知ってメッセージを送らせて貰ったよ。
よかったらこのあとミッションに行かないかい?
さっき知り合った一人と、ミッションを受けるスペースにいるんだ
よかったら三人でミッションをプレイしたいと思ってね
ミッションを受ける場所から少し離れたところにいるから話しかけてくれ、待ってるよユウ
》────《
ミッション?
まぁやることは無いし、いつもならおやつを勝手にワールドを行き来したりするだけだからなぁ
「あ、すいません。肉まんピザまんあんまんそれぞれ五個づつお願いします」
肉まん片手にウィルの元へと歩く
前の熾天使の二つ名クエストで手に入った報酬はかなりあったのでそれでとにかく肉まんに費やしているの
歩くと、何度か他のダイバーが振り向くのだ。
やっぱり外見に会った話し方をした方がいいのかな?
僕、キャラのロールプレイ苦手なんだけどなぁ
まぁこのままでいいかな
そう思い歩きながらあんまんを頬張る
うん、甘い
そんなこんな歩いていると、ミッションを受注するスペースにつく
そして、少し見回しウィルを探す
「ユウ、こっちだ」
声の方を向くと、ウィルはヘルメットをかぶり、黒いコートを羽織り黒い服を来た女の子と一緒にいた
黒い服、黒いコート………ヘルメット以外は確か恵が言ってたキャラににてるな
なんだっけ?
き、き、、、、イキリト!
そっか、あれがイキリトの格好なのか!
あれ?この世界でそんなアニメ放送されてたっけ?
「お久しぶりですウィルさん」
口許を扇を開いて隠しつつ、笑顔で少し頭を下げる
なんか、こうしなきゃいけない気がした
「ところで、そちらの方は?」
「俺はロウ、その………よろしく」
「僕はユウ、よろしくお願いいたしますね」
そう言ってダイバーのステータス画面を見せる
「な、二つ名持ち!?」
やっぱり、二つ名持ちって珍しいよね
そう思案しつつ閉じた扇を口許に当てる
確か、リライズでカザミさんが欲しがってたし
「おいウィル、こいつ………本当に男性ダイバーか?」
「あぁ、そうのはず」
「あの、ところでミッションは?」
「あぁ、受けようと思ってるのは【反逆の戦士達】と言うミッションだよ。どうやら対象を守り抜く事が内容らしい」
らしい?詳しくはわかってないのか?
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