第一話『癖のある隊員達』
泣いても笑っても、現在は敵地なのだ。いつなんどき、敵の偵察隊がヘリの残骸を探しに来るかもわからない。ならば、最早任務を遂行する以外に道は無かった。
「各員、状況開始!」
「りょーかい、たいちょー」「了解したわ」「あははは、了解!」「……ん」
「少しは合わせる努力をしろよお前等……」
もう駄目かもしれない。最初位は息を合わせようかと思った青年隊長は、あまりの幸先の悪さにげんなりと肩を落とすのだった。
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