ハーメルン
毛玉さん今日もふわふわと
身の危険を感じたので帰ります by毛玉


つまり?

「あなたは私たちとは違う時代や世界から来た可能性が高いです」

ほほう………つまりマジもんの異世界転生だと。
つか今っていつなの?漢字あるし文字も読めるから日本だとは思うけど。

「時代は知りませんが………あ、そうだ。最近応仁のなんとかがが起きたとかなんとか」

応仁………?
応仁の乱ってこと?てことはあれ………戦国時代のアレで………えっと……500年くらい前?
元号が変わってるとかそういう次元じゃなかったぜ。
戦国時代ってあれよね?令和平成昭和大正明治江戸安土桃山戦国だよね?
めちゃくちゃ前やん。

「なるほど、そういう感じなのですか」

あ、やべ。
まぁ元号知ったところでなんだって話にもなるし、記憶も読めるんだったら隠したりしても無駄だろうな。

さとりのサードアイをじっと見つめる。
うん、見つめ返された。

「こいしのことですか………」

こいしのサードアイ、閉じてたからね。

「あれは………心を読むのをやめたのですよ。まぁ色々あったんです、昔。あなたには関係ない話ですけども」

じゃあ聞くのやめておきます。

「そうしてください、私もあまり……考えたくないので。………あなたみたいな人に、もっと早く会えていれば良かったんですけどね」

話は変わるけど、もじゃ系列なにがあったの?

「あぁ、こいしが拾ってきたもじゃもじゃした生き物ですね。毛が異様に伸びた兎とか、毛が異様に伸びた猫とか犬とか、過去に11匹いたんですが、全員死んじゃいました」

………死因は?

「こいしが力強く抱きしめすぎてです。自分の部屋に持ち込んで抱きしめながら寝てたようなんですけど、朝になったら私に、もじゃが冷たくなってる、と言われましたよ」

え、こわ。
抱きしめて殺すとか、こわ。
あれ?これ他人事じゃない?次のターゲット私?私次の被害者?
つか早死にっていうか普通に殺害されてるじゃん!

「大丈夫です安心してください、私がそうならないよう努力しますので」

尊きもじゃ11匹の前例があるんですが、それはそれはどうするつもりなので?

「…善処します」

おう頼りないお言葉ありがとうございます!

「お帰りになるのであれば言ってください、地底の出口くらいまでは道案内できますので」

そう言って書庫から出て行ったさとり。
地底から出るのは………まだいいかなぁ?
まだ色々と調べたいことがあるし。
せめて地上の地理ぐらいは知っておきたい。

地底、旧地獄とも言われる。
もともと地獄の一部だったらしいけど、なんらかの理由でここに移設されたらしい。
その時に、もともと地獄にいた怨霊とかに有効な覚り妖怪、といってもさとりとこいしだけのようだけど。
それと鬼とかも一緒に地底に来たらしい。
地底は上にある妖怪の山と呼ばれる山の地下深くにあって、その妖怪の山には現在河童や天狗が住んでいるらしい。
もともと鬼はその山を治めていたらしいんだけど、なぜか今は地底にいる。

地底は旧地獄と呼ばれるだけあって、灼熱地獄なるものがあり、なんかこう……管理しているらしい。
専門的な単語書いてあってちょっとよくわからん。

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