ハーメルン
【完結】ドクター「オペレーターと仲良くなりたいけどどうすれば良い!?ミッドナイト!」
EPISODE4 ヴィグナ
「ドクター!サボってないでしょうね!」
執務室でミッドナイトと談笑していると、赤毛の少女は入ってきた。
鋭く尖る角と耳……サルカズ族のヴィグナだ。
主に先鋒オペレーターとして切り込み隊長役を任せている。
「おはよう、ヴィグナ。仕事はしてるよ」
「本当かしら。最近ミッドナイトと良からぬことを企ててるって聞いてるわよ」
「人聞き悪いな……」
ミッドナイトがバツの悪そうな顔になる。
俺はただ信頼関係の構築の為に師事を仰いでいる訳であって。
これもドクターの仕事なのだ。
「う……悪かったわ」
「いやいや、そう言ってくれるだけでマシだよ。俺も、元ホストだからって結構色々言われるんだよね」
ミッドナイトは言動こそ軽んじられるが、ここの所一緒に行動していたおかげで、面倒見が良く真面目な性格をしていると認識を改めた。
前回とその前に俺の事を見捨てたのは置いといて。
「今日はどうしたんだヴィグナ」
「ああ、はいこれ。前回の」
「戦闘記録……わざわざ持って来てくれたのか」
「ドクター、ただでさえサボり魔って言われてるんだから。あたしが仕事持って行かないと何してるか分かったもんじゃないわ」
あんまりである。
そこへ、
二
(
・
)
人
(
・
)
目
(
・
)
の
(
・
)
女
(
・
)
性
(
・
)
の
(
・
)
声
(
・
)
が補足を入れた。
「Dr.ジョージは本日これまでに患者のファイルの閲覧、過去のデータの整理、オペレーターへの訓練等をこなしています。予定外の作業を入れるのでしたらせめてそれを考慮するべきではなくて?」
……俺の傍に立っていた
ス
(
・
)
ペ
(
・
)
ク
(
・
)
タ
(
・
)
ー
(
・
)
がそう答えた。
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