ハーメルン
二年間剣の世界で生き延びた剣士はまたVRにのめりこむようです
2話『SAO生還者とNWO』
VRの世界へと飛び込んだ俺は次に目が映ったのは巨大なウィンドウ
恐らくここでキャラクターの設定をするのだろう。
「まずは名前か…」
目の前にシステムウィンドウが表示され、そこに名前を入力してくださいと書かれていて俺は空欄に自身のアバター名を入力していく。
「サイト…これでいいか」
サイトこの名前は俺にとっての重大なもう一つの名前…やはりVR内でおいてはこの名前でなければならない。
「さて次は…武器の選択か…SAOじゃあ初期は片手剣だったけど、両手剣になったからな…この場合は両手剣は大剣の部類に入るだろうし…大剣にしておくか」
最悪は気に入らなければ武器を変えればいいしと割り切り次に表示されたのはステータス…どうやらこのゲーム初期にステータスも決められるらしい。
「自身のステータスもお好みのままってことか……」
ここは決めたら最後変更なんてできないところだ。
与えられたポイントは100、振り分けられるカテゴリーはHP、MP、STR、VIT、AGI、DEX、INTの七つ、SAOと比べて選べるカテゴリーが多い、それに平均的に割り振うのはあまり好ましくないだろう。
「そうだなMPとINTは除外して……DEXもプレイヤースキルである程度補えるから問題なし…となると残っているのはHP、STR、VIT、AGIの4つ…ソロでやるならSTRは高いほうがいいしHPは後々上げればいいことか」
少し考えた後、俺はウィンドウを操作してステータス割り振ると確定ボタンを押し次に容姿の設定に入るがどうやら変えられるのは髪の色や瞳の色だけで根本的なものは変えられないようだ。まあ、二年間も現実と同じ姿でSAOで過ごしてきたから今更、別の容姿にするのも違和感しか感じられないからいいけど。
髪も瞳も現実とそのままにして確定を押すと次第に体が光に包まれ次に視界に捉えた光景は多くのプレイヤーが往来する街中の光景だった
サイト
Lv1
HP 40/40
MP 12/12
【STR 40 〈+20〉】
【VIT 30】
【AGI 30】
【DEX 0】
【INT 0】
装備
頭 【空欄】
体 【空欄】
右手【初心者の大剣】
左手【初心者の大剣】
足 【空欄】
靴 【空欄】
装飾品 【空欄】
【空欄】
【空欄】
この世界に降り立った後、すぐにメニューを開きログアウトボタンを探す。そのボタンをメニューの下の部分で見つけ、ログアウトボタンを押すとログアウトしますか?という再度の通知が出てきてとりあえずSAOとは違いログアウトできることを確認すると俺は息を吐いて安堵した。
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