学校2日目
ジリジリジリジリッ
あー…ねみぃ…。
ピンポーン。
母「まだ起きてないの?蘭ちゃんが待ってるわよ。早く行きなさい!」
優成「ごめん。5分位待ってーって言ってといて。」
そう言い、支度を済ませ歯を磨く。朝飯抜きだな。
優成「準備よし。じゃ、行ってきまーす。」ガチャ
蘭「遅い。」
モカ「遅刻したので、パン1個の罰です〜。」
ひまり「5分も遅刻したんだよー!」
優成「わるいわるい。ってか蘭以外もいたんだ。」
モカ「あれれ〜?二人っきりが良かったのかな〜?」
蘭「モカ!///うるさい!///」
なぜお前が照れるんねん。
優成「そんなモカちゃんに罰。パン帳消しの刑〜。」
モカ「そんな事したら、モカちゃん、泣いちゃうよ〜。」
巴「ほんとにモカはパン好きだよな〜笑」
モカ「ともちん〜。パンはモカちゃんにとって、命なのですよ〜。」
つぐみ「あ!そろそろ時間が危ないから行こっか!」
この調子で皆と話を続けていたら、あっという間に学校に着いた。
優成「俺と蘭こっちだから。」
モカ・ひまり・巴・つぐみ「じゃあね(な)(〜)!」
あー眠いな。それにしても。そう思って俺は席に着く。蘭も席に着いたようだ。
???「優成くん?ちょっと話さない?」
優成「ん?あ、いいよ!」
有村さんが話しかけてきた!?それと同時にとても強い視線を感じる。
明日香「優成くんと蘭ちゃんって、一緒に登校してたけど付き合ってるの?」
優成「え?付き合ってないよ笑。幼なじみだったからさ。ただ一緒に登校してるだけだよ。」
明日香「そうなんだ。なんか安心した〜。」
ドキッとしてしまった俺がいた。
キーンコーンカーンコーン。ガラッ!
先生「皆さん席に着いてください。」
そう言って朝のホームルームが始まった。
その後、各教科の最初の授業を終わらしていき、昼になった。
巴「優成!蘭!ご飯食べに行こーぜ!」
優成「おうまって!!今行く!」
蘭「先行ってて。すぐ行くから。」
昼飯にふさわしい所を見つけ、すぐ円のような形で座って、喋りながら食べる。
モカ「蘭遅いね〜。」
優成「あぁ。何してるんだろうな。先行ってて、とは言ってたけど。」
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side蘭
有村「蘭ちゃんは優成くんのことが好きなの?」
蘭「い、いえ。そんなことないですど。//」
有村「じゃあ、良かった。中学生の時に、優成くんとは違うクラスだったのだけれど、体育祭の時の姿がかっこよくて、好きになってたんです……」
蘭「……。なんで私に言うんですか?」
有村「それは、あなたは好きでもないのに優成くんと毎日沢山いることが羨ましくて。なので優成くんに近づかないでくれますか?」
蘭「……。」ダッ!
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