ハーメルン
幼なじみが6人
蘭の感情

蘭「どっか行って。」

優成「え?」

巴「蘭!急にそんなこと言い出してどうしたんだよ!」

蘭「巴には関係ない。」

巴はとても怒っている。今にも手を出しそうだ。

優成「どうしたんだ?俺が何かしたか?何かしていたのならごめんな。」

蘭「……。」グスッ。ダッ。

つぐみ「蘭ちゃんどーしちゃったんだろう…。」

モカ「ゆーくん〜。追いかけるしかないでしょ〜。」

優成「お、おう。」

ひまり「何があったのかよく分からないけど頑張って!」

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side蘭

「なんで私、有村さんの言葉にすごい反応しちゃったんだろう。優成もあの子のこと気になってるし。それでいいじゃん。なのになんで…」グスッ

こんなに胸が痛いのだろう。

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キーンコーンカーンコーン

優成「結局見つからなかった…。まぁでも帰ってくるか。」

有村「優成くんー?今日さ、帰り一緒に帰らないー?///」

ダッ。

誰か走ってたな。

優成「いや、ごめんな。いつも一緒に帰ってる奴がいて、そいつらと今日も帰るからさ。」

有村「……。」

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side蘭

「何してんだろう私。優成と有村さんが話してたって私には関係ないじゃん。なんで、逃げちゃうんだろう。」

???「あ〜。やっぱりここにいたんだ〜。」

蘭「モカ。なんでここにいるの。」

モカ「それはモカちゃんのセリフです〜。なんでゆーくんにあっち行ってなんて言ったの〜?」

蘭「モカには関係ない。」

モカ「そー言ってすぐ逃げようとする〜。」

蘭「うるさい!」ダッ

モカ「あ〜、逃げられた〜。」

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キーンコーンカーンコーン

先生「今日は終わりだ。2日目なのにいきなりサボりもいたが、そうならないように。」

優成「ひまり!蘭を見なかったか?」

ひまり「それが〜…蘭がどこにもいないんだよー!」グスッ

優成「やっぱそうか〜。あ!」ダッ

ひまり「ってどこいくの〜!」

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「あーあ。ホントに何してるんだろう私…。これじゃあ、優成と一生話せないよ…。」グスッ

優成「話せたじゃん。良かったな。」

ドカッ

優成「痛いな。いきなり殴んなよ笑」

蘭「なんでこの場所がわかったの?」

優成「そりゃあ、ここはお前がいつもお世話になってる場所2号だからな。2号でいいか?」

蘭「なにそれ。」クスッ

優成「おい、ひでぇな。俺がせっかく2号って名をつけたのに。」

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