ハーメルン
遊戯王GX~精霊の抱擁~
STORY6:月一試験-序・雷VS炎

 何故? 何故そんな笑みを浮かべる?
 何がお前に起こった?

『な、なんだねキミはっ!?』

 焦りを浮かべた鮫島校長は誰何の問いを投げかける。
 やはり、都はニタニタと笑っている。

「ふふふ……? あたし……? あたしはねぇ、ユマサキ ミヤコぉ……」
『ゆ、ユマサキ!? 遊馬崎って、あのさっきの昇格蹴った奴と同じ!?』
『え、い、妹さんか何か!?』
「黎、あいつなんなんだよ!? お前と同じ名字だぞ!?」
「キミに何か関係があるの!?」

 十代とフィオが投げかけて来た質問に対し、俺は静かに答えた。

「ああ。あいつは俺の、
























 義妹だ」


to be continued

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