ハーメルン
仮面ライダーアズール スピンオフ・アプリ
CODE:Hyper Battle[新ライダー誕生!? 謎のデジブレインを追え!!]

 さらに続けて発砲すれば、ラビットたんの身体に装備されたキャノン砲や銃は一瞬で破壊され、使い物にならなくなる。

「あぁっ、ラビットたんのかわいさが……あれ、私は今まで何を……?」
「えっ、今ので正気に戻んの!?」

 困惑する鋼作。
 実は、このラビットたん・デジブレインには琴奈と波長の合う人間、つまりは『怪獣ラビットたんをカワイイと思う人間』を魅了し、洗脳して動きを封じ込める力があるのだ。
 響はすぐに洗脳解除されたものの、琴奈は本人であるため脳の奥深い部分まで洗脳を受けてしまい、ラビットたんがダメージを受けて外見的な魅力を落とすまで解く事ができなかった、という寸法である。

「よし、これで終わりだ!」
《オーバードライブ!》

 ペイルライダーが手に取ったマテリアプレートを装填し、必殺技を発動する。
 ラビットたんはダメージを受け過ぎた影響か、反撃すらままならない状態であった。

Make or Break(メイク・オア・ブレイク)! ブルースカイ・マテリアルソニック!》
「そぉりゃあああああっ!」

 フェイクガンナーから伸びる青い刃と、アズールセイバーの斬撃。
 その二つを受けて木っ端微塵となり、ガンブライザーの爆破によって破損した怪獣図鑑のアプリを吐き出して、ラビットたん・デジブレインは爆散した。



「あーあ、壊れちゃったか……」

 帰り道。
 壊れた怪獣図鑑のマテリアプレートを眺め、唇を尖らせて歩きながら、琴奈は呟く。
 そんな彼女へ、翔と響は苦笑しつつも励ますような言葉をかけた。

「まぁまぁ、また作り直せば良いじゃないですか」
「翔の言う通りだ。ちなみにそれ、変身に使ってたらどうなっていたんだ?」

 問われると、琴奈は『よくぞ聞いてくれました』とでも言いたそうな笑顔になって、こう答えるのであった。

「あのデジブレインと同じ感じだよ、ラビットたんになってた!」

 それを聞いて翔も響も、ほっと胸を撫で下ろす。
 使わずに済んで良かった、と。

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