ハーメルン
仮面ライダーアズール スピンオフ・アプリ
EP.06[タイム・イズ・ナウ]

「ハッ! ホアタァッ!」
「うおりゃ! とりゃー!」

 2020年の帝久乃市。変身した翠月と浅黄は、今もなお異世界の怪人の姿をしたデジブレインとの戦闘を行っていた。
 何しろ数が多い。というよりも、無限に湧いて出てくるのだ。

「んもー、翔くんたちはまだなの!? ウチもー流石にキツくなって来たんだけどー!!」
「今は耐えろ! 過去に行った連中が帰って来れば、いずれ……!」

 言いながら雅龍がスタイランサーを振り回すが、直後に背後から迫って来たロイミュード・デジブレインとオルフェノク・デジブレインの強襲を受け、倒れてしまう。
 それに気取られたザギークも、ワーム・デジブレインやドーパント・デジブレインからの攻撃を受けた。

「チィ……」
「やば……」

 このまま押し切られるかに思えた、その時。
 頭上から黒い炎が降り注ぎ、周囲にいたデジブレインたちが瞬く間に一掃された。

「え!?」

 目を見張るザギーク。一体何が起きたのか、理解が追いつかなかった。
 それでもまだデジブレインたちは増え続けるが、今ので息を整え態勢を立て直す程度の間はできた。
 二人は再び槍を構え、敵勢の怪人へと突撃していく。

「……」

 そんな二人の様子を、ビルの屋上から見下ろす影がひとつ。
 スペルビアだ。先程の黒炎は、彼が放ったものなのだ。

「今、あなた方に死なれてこの世界が元に戻らなくなるのは困りますからねぇ」

 くつくつと笑い、空中で足を組んでスペルビアは観察を続ける。

「あなた方の働きぶりに期待させて頂きますよ、仮面ライダー」
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