ハーメルン
Metal Gear Solid/ Ark of ■■■■
2

10xx年2月2日 AM07:32 曇天 視界距離19km

BSW B.P.R.S(生体防護処置班員)ロドスアイランド派遣部隊、チェルノボーグ東部に侵入

《HQ了解、現刻の通信をもって作戦開始を受領した、以降は定期的に報告せよ》

「バニラ、了解しました、通信終了」

《HQ、アウト》

「……フランカさん、BSWに連絡終わりました、以降は15分おきに無線連絡します」

「はいはーい、ご苦労さま〜」

「フランカ」

「ハイハイ、手堅くいくわよ……どうせここから疲れるわけだしね」

車両を適当な場所で降り、歩いてチェルノボーグ東部へと到着したBSWの3人は、全周を警戒しながらも、各々の武器を手にチェルノボーグ一帯の捜索を開始するため、本部へとバニラが報告した。

実際のところ、この捜索はバニラの新人教育の最終確認も兼ねており、これもまた出発直前に『あ、先立として彼女の評価してね、これも君たちの仕事だから』と上司に言われたのだ。

まあどうせそんなことだろうなぁ、と予想していた2人にとっては別にたいしたことでもないのだが。

しかし、リスカムもフランカも、お互いに何かを予感していた。
リスカムは、得体の知れぬ発信者と開いていたドアの違和感に。
フランカは引っかかる任務内容といまだに全容が掴めないロドスの責任者に。
とにかく、ただの人探しでは終わりそうにない、2人はそのように察していたし、新米ながらにバニラも身を引き締めていた。

「ここからさっきのところに行くには左から上がっていけばいいかしら」

「いや、そこに梯子があるはず、点検口からいったほうが近い」

「なるほど?じゃあバニラと私が先行ね」

「カバーする」

「じゃあバニラ、フォローよろしく」

「了解です」

端的に、かつ明確に。
役割を明らかにし、フランカが先行、次にバニラ、リスカムはハンドガンを手に全体をカバーしながら2人が登り切るのを待つ。

フランカは梯子を登り切るとそのまま通路を直進し、曲がり角を確認

そこには少し続いた幅広い通路と鉄製のドアがあるだけ

通路はどの先へもしばらく続いているが、近くにあるドアを開けて階段を登れば先ほど見つけた不審な点検用通路にたどり着くだろう。

バニラは梯子を登ると、獲物であるハルバードで梯子の口の大きさを確認し、リスカムに合図を送り周辺をカバーする。

その間にリスカムはハンドガンを一旦しまい、盾を背中に抱え素早く登る。幸いにも盾を背負いながらでも梯子は問題なく登り切れることは確認できた。
十数キロある盾を背中に抱えながら梯子を登るのは手間ではあるが問題にはならない、なんなく登り切り、再びハンドガンを構えて周辺をカバーする。

リスカムが来たことを確認し、フランカが通路の安全を確認しながらハンドサインで盾が先行するように指示

ハンドサインを受け取り、左に盾を構えながらフランカが確保している通路にカットイン

盾が先行し、バニラ・フランカと一直線に続く

数10m歩いたところでドアの前に辿りつく

『前方にドア、タイミング合わせ』

真後ろにいるバニラにハンドサインで指示、そのままドアの真正面で待機する

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