第9話:葛藤
神童キャプテンが共に戦う事を決意してくれた次の日、グラウンドには神童キャプテンが帰ってきた。
歩夢:「神童くんお帰り!!」
せつ菜:「まさか本当に連れ戻すなんて.......」
先輩たちがキャプテンの元に集まり話していると、円堂さんがやって来た。
神童:「円堂監督! 昨日はすみませんでした」
円堂:「よし! 神童も帰ってきた事だし、練習始めるぞ」
そしてディフェンス陣を相手にしてのオフェンスの練習で、
霧野:「行かせるか!!」
天馬:「キャプテン!!」パスッ
天馬はキャプテンにパスし、ボールを受け取ったキャプテンは、しずくにパスをする。
ボールを受け取ったしずくに彼方先輩がディフェンスに来るが、しずくは必殺技、[ムーンサルト]で躱し、俺にセンタリングを上げる。
俺は跳び上がり右足に星のエネルギーを込めて空中でシュート体勢に。
果林:「ちょっと!? その技は私の!!」
竜太:「[きらきらスターダスト・Z]!!!」ドガァァアアアッ!!!
果林先輩とは比べ物にならない威力の流星が三国先輩に迫る。
三国:「[バーニングキャッチ]!!!」ガガァアアッ!!!
三国先輩が燃える右手でシュートを地面に押さえつける。
三国:「ぐぅぅうううう!!!」
ドガァァアアアン!!!!
シュートはバーニングキャッチを破りゴールに突き刺さった。そしたら果林先輩が俺に突っかかってきた。
果林:「ちょっと!! 何で貴方が私のシュート技を使えるのよ!!」
竜太:「ああ、俺親父の《完全無欠の模倣》と母さんの《属性付与》両方受け継いでるんで」
一同:「え.....、えぇぇええええ!?」
それを聞いて驚きの叫び声を上げる皆。俺がハリセンを取り出すと天馬はトラウマになっていたのか即座に土下座を敢行。ほかの皆はよく分からない顔で天馬を見ている。
しずく:「天馬くん? どうしたんですか?」
よく分からないといった表情のしずくが天馬に聞くと、
天馬:「先輩たちも速く大声上げたこと謝って!!」
神童:「は? 何で・・・「もう遅い......」っ!?」
俺はニコッと笑い、
竜太:「[キョダイ○ンゲキ]!!!」スパパパパパパパアァァアアアアアン!!!!!!!!
頭に連撃を叩き込まれ全員地に倒れ伏す。ふ~。スッキリ!!
果林:「あ、貴方ねぇ......、先輩に向かって............」
竜太:「ああん?」
果林:「ごめんなさいもう止めて下さい」
即座に土下座する果林先輩。分かれば良いんだ。
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