第12話:vs天河原、後半戦開始
ハーフタイムに入り控え室。
神童:「まさか相手が化身を......「当然だろ?」っ!」
その声で皆は剣城を見る。
剣城:「天河原高の隼総、奴も俺と同じ「シード」だ」
それを聞いた皆は息を飲む。やはりシードだったか.......。
剣城:「奴は化身を自由自在に操縦する事が出来る。キャプテン、アンタとは違うんだよ」
果林:「あなたたちも此で分かったでしょう!? フィフスセクターに逆らっても無駄なのよ!!」
剣城:「そのt.......[ダイナックル]ゴハアッ!?」
剣城の頭に一撃を叩き込み沈ませる。おお、頭から煙がでてる。
剣城:「貴様!! 今度は何だ!!」
竜太:「いや、「雷門の敗北は決まってる」って言いそうな気がしたから」
剣城:「分かってるならせめて言わせろ!! セリフすら奪いやがって!」
天馬:「竜太何で分かったの?」
皆がそのくらい想像つくだろと言う目で天馬を見る。
竜太:「俺の目にはゲームの未来が見えてしまうんですよ」
エマ:「どこのナッ○ュさん!?」
竜太:「残念。○司君です」
果林:「どっちでもいいから!!」
剣城:「貴様ら!! 無視するな!!」
剣城君が遂に激怒する。構って貰えなくて寂しくなったんだね。分かります。
剣城:「寂しがってなどないわぁあああ!!!」
わ~お地の文を読まれた。ここで円堂さんが「雷門の敗北は決まってる」と言うことに対して口を開く。
円堂:「そんなこと、誰が決めたんだ?」
剣城:「何ぃっ!?」
円堂:「三国、さっきの化身シュートをお前は止めようとしたな。敗けろと指示された試合で。それは何故だ?」
三国:「っ! それは.....」
龍也:「分からないなら教えてやる。それはお前たちの中にある、サッカー選手としての本能だよ。FWなら、絶対に決めて見せる。MFなら、どんなディフェンスだって抜いて見せる。DFなら、どんなドリブルも止めて見せる。GKなら、絶対に点はやらない。そうしたお前たちの心の奥底にある「勝ちたい」と言う本心がそうさせたんだ」
三国:「っ!」
円堂:「お前たちは、今のこの管理されたサッカーで、本当に満足なのか? 仕方無い、敗けても良いと、本当に!!」
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