第17話:激闘!万能坂戦
1ー0の勝敗指示が出ているこの試合で、シードである筈の剣城がシュートを決め1-1になった上に、剣城の言葉に動揺する雷門イレブンと万能坂イレブン。
そして万能坂ボールで試合再開。ボールはボランチの潮が持ち、FWの光良への此方の選手の隙間を縫う綺麗なパスが通る。
光良:「どけっ!!」ドガアァアッ!!!
霧野:「うわあぁあああっ!!!」
光良が霧野先輩を吹き飛ばしフリーになり、光良の背後に黒いモヤが現れ人のような姿を形作り、その中から現れたのは童話に出てくる魔女のように鼻が長い「道化師」のような化身だった。
光良:「【奇術魔ピューリム】!!!」
そして光良がシュートの為上に跳ぶとピューリムが八個の三角形の面を持つ箱を作り出す。そしてその箱に向けてシュートを撃ち込む光良。するとシュートが当たった箱の頂点からボールを中にしまう様に裏返り、箱の中から光が溢れだしたと思ったら、箱から紫色のオーラを纏った化身シュートが放たれた。
光良:「[― マジシャンズボックス ―]!!!」
ドガアァァアアアアッ!!
三国:「絶対に止めてやる!!![バーニング・・キャッチィイイイ]!!!!」
ガガガァァアアアアッ!!!
三国先輩が炎を纏った燃える右手で、化身シュートに掴み掛かり地面に押さえ付ける。
三国:「ぐうぅううぉおおああああ!!!!」
三国先輩は必死に押さえ付けるがあまりのパワーに吹き飛ばされシュートはゴールに突き刺さった。
三国:「くそおぉおおおおっ!!!」
光良:「ふんっ、自分たちの無力さを思いしったか」
雷門ボールで試合再開するがキャプテンがボールを奪われ、万能坂が剣城を取り囲み1vs6に。
磯崎:「剣城ぃぃいい!!!」ドガアァアアアッ!!
剣城:バキィッ!!「ぐあっ!!」
跳ね返ったボールを空かさず光良が撃つ。
光良:「この、裏切り者が!!!」ドカアアッ!!!
剣城:バキャアッ!!「ぐっ!!」
果林:「へぇ? フィフスセクター同士の潰し合いかぁ。今まで散々自分たちのサッカーを奪われてきた私たちにとっては最高の見世物ね」
白都:「喰らえ!! 「させるかぁっ!!」っ!!」
なんと天馬が包囲網の中に入り跳ね返ったボールをカット。ダイレクトでキャプテンにパスを出した。
磯崎:「なっ!? コイツ!!」
天馬:「へへっ。お前らなんかの好きにはさせないよ!!」
ボールを受け取ったキャプテンは自身の化身【奏者マエストロ】を召喚し、化身シュートの体勢に入る。
マエストロがボールに音エネルギーの層を幾重にもコーティング。それをキャプテンがゴール目掛けてぶっ放した。
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