第4話:入部テスト
竜太:「じゃあ作戦は........」
そしてテストが始まるため位置につく。
一軍
GK 三国
DF エマ 霧野 彼方
MF せつ菜 神童 歩夢
テスト生
FW 竜太
MF 天馬 しずく
かすみ
DF 信介 璃奈
そして一年ボールでテスト開始。
先ずはかすみにボールを渡してDF以外全員上がる。するとせつ菜先輩と歩夢先輩がディフェンスに来た。
竜太:「掛かった!!」
その瞬間DFの信介と璃奈がオーバーラップしサイドからかけ上がる。するとサイドバックのエマ先輩と彼方先輩はサイドに意識を散らされ中が手薄になる。
かすみ:「竜太くん!!」
俺は即座にシュート(ノーマルシュート)をかなり手加減してゴール隅に放ち、三国先輩にパンチングで弾かせる。
竜太:「今だしずく!!」
俺の背後から一気に距離を詰めてきていたしずくが三国先輩の体勢が整う前にゴールに押し込んだ。
霧野:「嘘だろ? こんな簡単に点を取られる何て........」
エマ:「ごめん。サイドバックのオーバーラップにかなり意識を持っていかれた」
彼方:「彼方ちゃんも~」
三国:「大海の奴最初から松風と桜坂に獲らせるつもりだったな。おそらく俺がパンチングで左に弾いたら桜坂、右に弾いたら松風が獲る予定だったんだろう」
果林:「凄いわね。今年の一年」
先輩たちは驚いていたが、逆に俺たちから言わせれば上手く行きすぎて引くレベルだ。昨日の果林先輩との一件もあるので口には出さないが本当に全国二位か疑いたくなるレベルだ。
そして全員久遠監督に招集されテスト結果を伝えられる。結果、全員合格だそうだ。さすがにあんなに見事な戦術と連携を見せられては文句は言えないと言われた。すると海未先生が三人の女生徒と一緒に入って来た。
海未:「皆さん、今年からこの三人がマネージャーとして雷門サッカー部に入ることになりました」
葵:「「空野葵」です。天馬とは幼馴染で高校生になったらマネージャーやるって決めてました!宜しくお願いします!!」
一人目は先程紹介した天馬の幼馴染の空野葵。青みがかったグレーの髪をショートカットにした活発そうな女の子だ。
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