お仕置き
俺は今、猛烈に疲れてる
あいつらのライブ関係が落ち着き
やっと一段落......とはいかなかった
弦巻父から指令についてまた考え始めて
考えれば考えるほど眠れなくなった
蓮(__分からん......)
どうするのが正解なのか分からない
子供を作るって事には責任が付きまとう
しかも、それは俺1人だけってわけにはいかない
あいつらにだって......
蓮「あーもう!どうしろってんだよ!ちょっとは条件考えてくれよ、政府!」
七深『蓮先輩~?』
蓮「あ、な、七深?」
七深『入ってもいいですか~?』
蓮「あぁ、いいぞ。」
俺がそう言うと、七深が扉を開け部屋に入ってきた
夜なだけあってパジャマを着て、髪は下ろしてる
うん、可愛い
七深「どうしたんですか~?すごい声でしたけど~。」
蓮「あ、あー、ちょっと政府からの連絡でな。土地とか弦巻家の権利に関する。」
七深「大変そうですね~?」
蓮「ま、まぁな。」
や、やべぇ、すごい適当な嘘ついちまった
そういう話、基本来ないんだよな
弦巻家はそういう次元じゃないし
蓮「用はそれだけか?」
七深「いや~、それだけじゃなくて~......///」
蓮「?」
七深「大丈夫な日なので相手して欲しいな~って///」
七深は顔を赤くしつつ
どこか色気のある雰囲気でそう言ってきた
いつもなら、即決でベッドインなんだけど......
蓮(どうするか......)
七深「き、今日は乗り気じゃない......?」
蓮「い、いや、そんな事は......」
ない、とも言えない
最近は根詰めてたし
気分がそうでも体が付いて来ない
七深(うぅ、蓮先輩とするの楽しみで、1人でするの我慢してたのに......って、あ、そうだ!)
蓮「なんだ?」
七深「ちょっと待っててください!」
蓮「え?」
七深はそう言って部屋から出て行った
何か思いついた様な顔をしてたけど
何を考えてるんだ?
さっきの会話の流れ的にそう言う事ってのは分かる
でも、今日の俺は難しいぞ
七深「__蓮先輩!」
蓮「早いな。」
七深「ちょっとしゃがんでください!」
蓮「ん?あぁ。」
俺は七深の目線に合わせてしゃがんだ
なにするんだ?
七深「(こくっ)」
蓮(なんだあれ?)
七深はよく分からない液体を口に含んだ
見たことないボトルとラベル
けど、なんだろ、嫌な予感がする
七深「ちゅ///」
蓮「!(口移しするのか!?)」
七深はさっきの液体を口移しして来た
予想以上にとろみのある液体
甘いけど、ただのジュースって感じでもない
蓮「__な、何飲ませた?」
七深「んふふ~///精力剤♡」
蓮「っ!?(そ、そう言えば!)」
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