【ヒビキとユラの】後輩が来るっぽい【VS放送局】①
「こんヒビキー。ヴァーチャルシップ二期生、今んとこただ一人のVS男性Vこと暁ヒビキでぇーす。そして!」
「みなさんこんばんは~! ヴァーチャルシップ三期生の夕張ユラと申しますっ。よろしくお願いします~」
コメント
:こーん
:きちゃー!
:定期コラボ枠おめ ¥10000
:こんヒビキ―
:そんな告知あったんか
:なかったと思うけどw
:赤スパによる圧力
:こんユラちゃーん
「えぇ……いやこれから告知予定だったんだけど……。はいっ、じゃあ赤スパのお礼ってことにしようかな! ユラちゃんとの定期コラボ枠、『VS放送局』! 今回が第一回になりますーどんどんパフー」
「いえーいっ!」
コメント
:マジかよ
:いいですねぇ! ¥2000
:タイトルの後輩って文字必要か?
:ユラちゃん言っちゃってますがな
うむ、コメント欄からは困惑具合が窺えますな! でも男女コラボの定期枠が出来ることについては尖った発言も見当たらない。お互いのファンしかいないってこともあるだろうけど、好感触で何よりだ。
ボスの要請からすでにひと月と少し経っており、俺は本格的にヴァーチャルシップの一員となった。このコラボ枠は俺に与えられた、最初の大きな仕事になる。
「まぁ基本的には雑談枠になるんだけど、VSからのイベント告知とか、僕ら二人のチャンネルの宣伝とか。諸々発信してく予定なのでよろすく!」
「ヴァーチャルシップ所属の、他のライバーをゲストに呼ぶこともあると思いますのでっ。楽しみにお待ちくださいね~!」
コメント
:二人がメインってだけでVS全体の番組ってことかね
:他の後輩はどうした
:三期生の他三人は?
「いやぶっちゃけユラちゃんとしか絡み無いし……あんま後輩って感覚が……」
「あ、あはは……」
コメント
:内部事情をぶっちゃけるなw
:これだからボッチはよぉ
:お前だけ別の組織に居ない?大丈夫?
:ヒビキVSに存在しない説
「居るから! ちゃんと公式ページに載ってるから! 一人で二期生専用ページ丸々使うくらい大々的に取り上げられてるから! 俺が一番ビッグまであるだろ!?」
コメント
:ねぇよww
:草。いやくっさ。小物臭漂ってる
:一番ビッグは盛ったなw
:一期生にチクるからな震えて眠れ
:せめて後輩のチャンネル登録者数抜いてからほざけ
「ねぇやめて? 絡みのない後輩って意味じゃ一期生から見た俺もそうなんだよ? んなやつが調子こいてたってチクっても反応に困るだけやろ? あとあんまり現実を突きつけるなよ、俺はメンタルが豆腐なんだ」
コメント
:お前みたいな豆腐が居てたまるかボケ
:心臓に剣山生えてんだろお前
:ライバーで一番図太いって自覚して?
:心臓にww剣山はヤバイww
「生えてねぇよ! 他の臓器ズタズタじゃねぇか!! あとユラちゃん? 爆笑してないで喋って? こいつらずっと俺のことイジる気だぞ」
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