第二部 第三話 ジョセフ ダイヤと出会う
ジョセフは、ルビィを通じて、ダイヤと出会うのだった
「アナタが、ルビィが言っていた
ジョセフ・ジョースターさんですね?」
「あぁ! 俺の名はジョセフ・ジョースター!
しばらく、内浦に滞在するから、よろぴくねー!」
「私は黒澤ダイヤと言います
実家はこの内浦で色々な事業をしていて
跡継ぎ候補のわたくしは何かと駆り出されることも多く
毎日忙しくしていて、正直言って
このスクールアイドル活動に参加する気は全くなかったんです
それが不肖の妹のせいで
何故かこんなことになって…あっごめんなさい、
でも、これは、あなたには関係のないことでしたわね」
「さっき聞いたけど、スクールアイドルってなんだ?」
「スクールアイドルとは、
一言でいえば、ご当地アイドルみたいなものですわ」
「ふーん それで?」
「私は、そのスクールアイドルの
Aqoursの一人ですわ」
「じゃあ、他にもメンバーがいるのか?」
「他には、鞠莉さんもそうですが
ルビィに花丸さん 全員で九人いますわ」
「ルビィも、アイドルやっているのか!」
「初めに言いまずけど
貴方のような軽薄そうな人は、ルビィが怖がりますわ!」
「まぁ、確かに、ルビィちゃん
怖がっていたしな…」
「ルビィは、男性恐怖症ですわ
そこだけは、肝に銘じておくように!」
「わかったからさ!
だから、怒らないでくれよ!
オバサンになっちまうぜ?」
ダイヤはジョセフの足を踏んだ
「痛ってぇーな! 何しやがる!」
「ジョセフさん 今何か言いました?」
「いーや、何も言っていないぜ?
こんな、美しい人に向かって、オバサンって…」
「言い訳は、結構ですわ!
正直におっしゃいなさい!」
「す、すみませんでした…」
「よろしい」
「チッ…ルビィと違って、ダイヤは…」
「!!??」
ダイヤはジョセフを睨んだ…
「えっ? いや何でもないぜ!
なんかこう…ダイヤって、よーく見たら
美しい顔立ちしているなーって思ってさー」
「うふふふ。私のことを見つめて…
そんなに美しい顔をしていましたか?」
「まぁ…それなりに、美しい顔立ちだぜ?」
「もう…美しいだなんて…
よく言われますわ!」
「あー? 本当かな?」
「すみません、わたくしとした事が
してやられましたわ…」
「そんじゃあ! 俺は、もうホテルに戻るかな!」
「ホテルって、鞠莉さんの所ですか?」
「おぉ! そうだぜ!
「はい、そうですか、では、お気をつけて!」
「じゃあな!」
「あっ、ジョセフさん!」
「どした?」
「その…ルビィには、優しくしてくださいね」
「わかってるって!」
ジョセフは、ホテルオハラに戻り
鞠莉やシーザーと夕ご飯を食べるのだった。
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