第二部 第八話 ルビィとジョセフ
ジョセフとルビィはダイヤを通じて、出会っている
ルビィはジョセフとデートをするため
広場で待ち合わせをしていた
「よぉ! ルビィ! 待たせたな!」
「もう! ジョセフさん!遅いですよ…」
「ごめん、ごめん! 待たせてしまって
すまねぇな! じゃあ、行こうか!」
「はいっ!」
(ルビィちゃん 仕草や表情が可愛いなー)
「あ、あのっ…ジョセフさん…」
「どうした、ルビィ?」
「そ、そのっ…今日はよろしくお願いしますぅ…」
「おぉ! ルビィちゃん! よろぴくねー!」
「あ…あのっ…どうして、ジョセフさんは
ルビィを選んだのですか…?
他にも可愛い女の子なら、いくらでいるのに…」
「ルビィじゃあ、ダメなのか?」
「えっ、い、いや…そういう意味じゃなくて!」
「どういう意味だよ!
俺はルビィちゃん 可愛いと思うよ?」
「えっ…可愛いって…
いきなり言われても…照れますよ…」
(照れてる、ルビィちゃんも可愛いなー)
だが、ルビィ自身 男性恐怖症であり
ジョセフの事を、怖がっていた。
(どうして、ジョセフさんは
ルビィの事を可愛いって、言ってくれたり
好きになってくれたりするのかな…?)
「どうした? ルビィちゃん?
照れた顔で俺を見つめて!
さては、惚れたな!
どうだい! ハンサムだろ?」
「ご、ごめんなさい…
ルビィ、オトコの人は苦手で…
何ていったらいいのか…」
「何照れてんだよ! そーゆー所も
結構好きなんだよなー?」
「ジョセフさん ルビィの事
からかっているのですか…?」
「えー、どうかなー?」
「もう! ジョセフさん!ひどいですよ…」
「あーなんか、ごめんな! 機嫌を損ねたな!」
「謝るなら、いいですよ…別に気にしていませんし…」
「もしかして、怒ってるのか?」
「怒ってないですよぅ…
でも、少し…少しだけ…緊張しているんですよ…
ジョセフさんが
ルビィをデートに誘ってくれるなんて…」
「緊張するな! ルビィちゃん!
今日はいっぱい、楽しもうぜ!」
二人はショッピングをした後
ジョセフとルビィはベンチに座って休憩していた…
「ふぅ~少し休憩っと…」
「ジョセフさん その…お金
全部だしちゃって…いいのですか…?」
「大丈夫だ! 可愛いルビィの為だからな!
気にするな! 俺もショッピングを通じて…
ルビィちゃんの事 好きなっちゃった!」
「ピギッ!? ジョセフさんって
るるる…ルビィの事がすきなんですか!?
そ、そんな事急に言われても…」
「好きだから、言っているんだよ!」
「で、でもなんでルビィなんですか!?
ジョセフさんの周りには
おねぇちゃんとか鞠莉さんとか
もっと可愛くて素敵な人が
たくさんいるのに…
ルビィなんてみんなに比べたら全然なんです…」
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