ハーメルン
白兎が精霊に愛されているのは間違っているだろうか?
白兎vsロキ・ファミリア②
だからこそ、ベルはこう告げた
「――降参、をお勧めしますが?」
ベルのその言葉にアイズたちは……
「「「「ふざけんな(ないで)!!!!!!!!」」」」
速攻で否定した。そしてベルを睨みつける
「……これくらいで私が諦めるって?そんなわけない!!」
「こんな状況何度だって潜り抜けてきてんだよ!!なめてんのか!?アアッ!?」
「白兎君、さすがに舐め過ぎだよ?私たちをさ~~」
「ふざけんじゃねえ。調子に乗り過ぎだぞ兎野郎!!」
そんな言葉を聞き、ベルは笑顔で頷いた
「そうですか。では、最後まで心ゆくまで闘りあいましょうか!!これで本当の最後です!!」
そして、ベルは今一度、白と黒の双剣メディウムを握りしめ、詠唱を始める
「【
目覚めよ
(
テンペスト
)
】」
ベルの周りに仄かな光が集まり、ベルを祝福する
「【
嵐の狂王
(
イシュクル
)
】」
瞬間ベルは暴風に包み込まれ、黒雷と冷気を身に纏う。髪には翡翠と蒼の髪が混ざり、逆立っている。瞳は深紅から全てを照らすような金色へと変わり、吐く息は冷気によって白く染まる
嵐を身に纏ったベルをアイズたちはそれぞれ違う反応を見せながらも、恐れは見えない
そんな四人にベルはメディウムを向ける
「さあ、始めましょう。僕たちの
最後の戦い
(
冒険
)
を!!!!」
そして最終決戦の火蓋は切って落とされた
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