ハーメルン
白兎が精霊に愛されているのは間違っているだろうか?
ギルドとステータス
・一度使用した魔法は詠唱を破棄できる
・精霊魔法を使用できる
・???
・???
《スキル》【精霊に愛されし者】
・早熟する
・自身と精霊の絆がある限り効果持続
・自身と精霊の絆の大きさにより効果向上
【???】
・チャージ可能
・???を使用可能 詠唱式≪我願うは??? 来たれ???≫
・精霊の絆と繋がりによりその身に精霊の力を宿す。容姿変化する
可能な精霊
・ユキ (ヴァイス・アートルム)
・リディヤ (イフリート)
・リンネ (シルフ)
・ティナ (ウィンディーネ)
・ルナ (ブルーノ)
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「合計600超え・・・?」
ヘスティアは愕然とした。ベルは今日が初めてのダンジョンだったはずだ。それなのにこの上がりようはおかしい。おかしすぎる。確かにベルには成長促進のレアスキルがあることは知っている。しかしそのスキルはここまで影響があるものなのか?
それだけではない。ヘスティアが目を向けたのはステータスの魔力の欄だ。たしかステータスの限界は≪S 999≫だったはずだ。しかしベルのステータスは≪SSS ?≫である。軽く限界を二つも突破しており、数値は分からないが999以上なのは確実である
「・・・ベル君?今日ダンジョンでなにかあったのかい?」
「あ、はい!実は5階層でミノタウロスに遭遇しまして・・・」
「はあ!?だ、大丈夫だったのかい?」
「は、はい・・・倒しました・・・・魔法を使って・・・」
「・・・ちなみに、どんな魔法を?」
「えーっと・・・3つの属性を複合させて・・・新しい魔法を創って・・魔力を溜めて・・・殴りました・・・・・」
ヘスティアは気を失いそうになった。それはそうだろう。自分の眷属が複合魔法という未だ誰も成し遂げたことのない偉業をやってのけたのだ。更に新しい魔法を創ったというのだ。ヘスティアは痛む頭を抑えベルに語り掛ける
「はあ~~・・・ベル君、お願いだから無茶だけはしないでおくれよ?君がいなくなったらボクは一人ボッチになってしまうからね?そうなったらボクは泣くよ?」
「・・・はい。分かりました。誓って無茶はしません。そして必ず神様のもとに帰ってきます!」
「・・・うん。約束だぜ?ベル君」
「はい!」
ステータス更新が終わり、神様が背中から降りて僕は上着を着る。この後僕は入浴をすませて、神様と一緒に夕飯をとることにした
ちなみに夕飯は神様のアルバイト先で余った『ジャガ丸くん』というイモを揚げたものだ。今日は量も多く夜遅くまでジャガ丸くんパーティだった
ベルの中で騒ぐ二人を見た精霊たちは苦笑したりため息をついたりしていた
その後は神様と別れ、ソファに横になり眠りについたのだった
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