Another story2〜ガンダムSEED FREEDOM〜
ある休日、ショッピングモールで響たちはガンダムSEEDの映画を観て帰りにチームワークの練習も兼ねてあるイベントに参加するためゲーセンに行くと何故かいた木乃香を連れてイベントブースを訪れていた。
「お!イベント参加まだやってるってさ!」
「そりゃ良かった。受付は任せていいか?」
「オケ、受付行ってくる!」
受付窓口の方に歩いて行った響を眺めて沙希も口を開く。
「不安なので私もついて行きますね…」
「いつもすまないね、小川さん。」
「いえ…慣れてますから…」
2人してため息をついているとまさか自分の事を話していると思ってなかった響の沙希を呼ぶ声が聞こえ沙希も小走りで駆け出し無事受付を済ます。
イベント開始に伴い司会者からイベントに関しての注意喚起が行われる。
操縦系統は普段のままだがポッド式のファイタールームとなっており外にポッド内の音声は漏れない
1〜2人は母艦を操縦しなければならない
参加人数は6人まで
難易度、easy・normal・heard・berry heardの4段階から選び最終スコアがランキング形式で表示され一位のチームにはSEED劇中のガンプラがプレゼントされる
敗北条件
隊長機の戦闘不能
防衛基地の大破
↑上記のルールの元イベントが始まり数組が終わり順番が来た響が難度を設定しに行こうとすると木乃香が私が登録しといたと言っていたのでいつ登録したのか疑問は残ったが特に気にせず誰が母艦に入るか会議を始める。
「それなら私は母艦の操縦に入ります…響さんと斗真さんは持っていくストライカーパックがあれば預かります。」
沙希が預かったストライカーパックを母艦専用のポッドの読み取り機に置きそれを見届けた響たちはそれぞれポッド式のファイタールームに入ろうとした時に拓哉が木乃香に何かを耳打ちしていたが声かけはせずそのまま読み取り機に機体を置いた。
普段のゲート内とイメージ映像が変わっており母艦であるアークエンジェル内の格納庫が映し出される。
「今回のゲームの目的は基地の防衛と敵戦力の排除です…」
「私と沙希ちゃんも戦艦で出るから基地の防衛は任せて!それじゃヒビキ隊発進しちゃって。」
「ヒビキ隊って…隊長機俺で良いの?」
「そりゃ部長なんだから異論はないぞ、なぁ?」
「「ある訳がないです(!)」」
「分かったよ…そしたら、正面から俺が突っ込むから拓哉はその援護で斗真と響歌はアークエンジェルと共に基地の防衛で!」
「「「了解!!!」」」
「ヒビキ隊。城戸 響、ファランクスフリーダム。推して参る!」
「安藤 拓哉、エクシアディスターヴ(仮設可変形態)。飛び立つ!」
「井上 斗真、リィアイアガンダム。出ます!」
「アトラスは井上 響歌で行きます!」
レバーを動かし機体を発進させる。
ステージは後方に基地が聳え立つ市街地だった。
アークエンジェルのゲートから飛び出した響たちの内、響と拓哉は可変形態を取り前方からの砲撃をかわしながらステージ中央まで加速していく。
「うわ…いくらなんでも数が多すぎないか?」
「そりゃ、木乃香さんが普通ならノーマルでも良いのに高評価狙ってveryhardで宣言してたからな。」
「いつもなら自分も出てくるのに今回は出てこないのか?」
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