第四章 3節 大学生活
どうも、小暮マミです。高校を卒業して、現在は通信制の大学に入学、バンド活動、芸能活動を行いながらもまりなやセンチュリーの皆と一緒に将来的にライブハウスを経営する為の経営の勉強や証明や音響機材などを調べたりしている。
そして直近の仕事として、私に閣下の格好でCM出演が決まった。
そのCMではあの白鷺千聖ととの共演が決まったのだ。
なんと大学生になってテレビに出るようになってから、ようやくまりなや詩船以外のバンドリキャラと出会ったな。
それになんだけど、イサミの奴、東京に出てきてて現在、教育学部で勉強してるらしい。
なんだか、将来的に先生になりそう、何処までもあの本物とやってるとこは同じだよな。
さて、そんなこんなで今日はCM撮影の日である。
私は誰よりも早く、現場に入ってメイクを済ませた。控室で衣装を整えて待っていると
「失礼します。おはようございます。」
「ああ、おはようございます!」
「きゃぁぁ!!!!」
と控室に入ってきた白鷺千聖ちゃんは私の顔を見て、悲鳴をあげるのだった。
今回のCM撮影はなんのコマーシャルだったのかと言えば、我々、使い捨てのカメラのCMだったりする。
某●るんですと同じようなモンだ。そこで私は姉で千聖ちゃんはその妹役という配役でCMを撮っている。
ちなみにCMはこんな感じだ。
『姉さん?』
『どうした千聖?』
パシャッ!
『なんだいきなり?』
『この前買ったのよ。●●のインスタントカメラ』
と随分と古臭いCMだった。
その後、私と千聖ちゃんは仕事が終わりどちらも今日は予定が入っていない為、ファミレスに入った。
あ、もちろん私の化粧はとったよ。
「それじゃ、改めてセンチュリーのリーダー、小暮マミです。普段はデーモン閣下として活動中」
「えっと、白鷺千聖です。あの、さっきはいきなり叫んだりしてごめんなさい。」
「んーん、いいのよ。私も普段からあんなカッコだし、初めて見るんだからしょうがないよ。」
とたわいもない話をしながら、私と千聖ちゃんは交流を深めていった。
互いがオフの日などは一緒に出かけるくらいはする様になったのだろうか、彼女の幼馴染である瀬田薫ちゃんともこの時に出会った。
私の知るイケメンな薫くんではなく、まだ泣き虫のかおちゃんなようだ。
それから、今年の夏、私達は規模の大きいロックフェスに出ることになった。
そう、私達の目標であったフューチャーワールドフェスだ。
もちろん出場だけが目標ではない、もちろんやるからには私達が1番を取るつもりでいってやるぜ!
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