ハーメルン
メモリーガチャ転生~1日一回ランダムに変わるメモリで生きていく~
ハーフボイルドな名探偵?、誕生?、???? By主人公
ガリー「ええと…報告によると騎士団長を倒した相手だったと聞いています……本当にお一人で?」
オレは客室でガリーさんから質問を受けていた
真田「えっと…まぁ、はいそうです」
ガリー「…ひとまずこの事は秘密にしておきます」
真田「えっ?、なんで秘密ですか?」
ガリー「そんなモンスターを倒したなんて話が外に出れば大変な事になります、特に他の国にバレたりでもしたら…危機感を持って攻めて来るかも知れませんからね、相手を刺激したりするのは避けたいんです」
この話が外に出るのはかなりヤバイようだ、ただ疑問が出たオレ一人の存在が大きな国の危機感を煽るような事態なのだろうか?
真田「あの…オレの話って相手の国が危機感を持ったりする程の物、何ですか?」
ガリー「ええ…それだけ強いなら戦況を動かすレベルのスキルがある、と思われますからね…まあ真田さんのスキルの話は今度にしましょう、知らない方がバレる確率も減りそうですし」
スキル
(
・・・
)
、そうゲームでよく聞くスキルと言う単語に反応した
真田 (やっぱり有るのか…スキル、もしかしたらゲーム見たいに増やせるか?…怪しまれないように方法を見つけないと)
勿論、最初にスキルツリーだとかのスキルを入手出来るような画面が出そうな言葉を言ってみたが無理だった
ガリー「ほんと、バルド王国のゲルムは厄介ですね…」
確か…バルド王国は武力関連にとても強く、物理戦闘に関しては最強と言われてる所だよな…そして、ゲルムってやつはこいつが居るか居ないかで戦争の勝敗が決まるとまで言われてる、強力な魔法が使えて剣の腕も結構あるらしい
真田 (そんなのと同じレベル扱いは買い被りすぎだな…)
真田はある用事を思い出した
真田「あっ…」
ガリー「どうしました?」
真田「そろそろリルアの所に行かないと遅れるんで、それじゃ」
真田は客室から出ていった
真田「遊びに来たよ~」
そう言いながらリルアの部屋のドアを開けた
リルア「今日はいつもより良い紅茶が有るの、一緒に飲もう」
嬉しそうに紅茶を入れてくれた
真田「ありがと」
そう言って座った
リルア「それにしてもサナダくんのスキルがあんな強いと思わなかったわ」
真田「そう?、強いのか分かんないけど」
リルア「強いよ!?、それにしても何で周りには秘密なの?」
真田「まぁ色々あるから、それにガリーさんもそっちのが良いんだって」
ガリーさんに言われた事を説明した
リルア「確かに…そうね」
真田「そういえば、最近は仕事大丈夫?」
リルア「う~ん微妙、最近は街で起きてる殺人事件の対応が問題ね」
真田「?、そういうのは兵士とかに任せておけばいいんじゃない?」
リルア「それがね…あんまり連続で起きるもんだから城下町の人が減り続けてて私に仕事が来るレベルなのよ…兵士を増やしてくれとか…そこまで余裕無いからどうすれば良いのか分からなくて…」
かなり困ってるようだ
真田「う~ん、俺も事件の調査とかしてみようかなぁ…」
少しだけリルアは反応した
リルア「そう言うなら…兵士さんも事件を解決するのにかなり苦戦してるから手伝ってくれる?兵士さんも少しは楽になると思うから」
真田「うん、わかった」
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