第一章、第二話、 旅立ちへ。
余坪哲と大神祭は共通する夢を見た、 二人が何故出雲学園に転入したのかそ
の理由は伏せられるが、 其処へ来たその翌日の夜の事、 変な夢だ、 内容は。
『彼に出会ったら…彼と行動を共にして。 その能力は彼の役に立つから』
最初この言葉の意味はよく解らなかったが、 彼に出会いその後異変に巻き込
まれた時。
理由が解り始めた、
余坪は独自にあのトラクターの事を調べた、 出雲学園は携帯電話がー切使え
ない特殊なシールドを使っているが、 携帯電話は勿論、 ラジコンも当然だが
WI-FI も使えないが実は外はその影響は受けない、
風の先端にアンテナと UBS ケーブルを付けて飛ばした、 学校の外のフェンス
に跳び越えて其処からケーブルを繋げてノートパソコンを使って調べた。
「…確かあの二足歩行トラクターは…」
二足歩行トラクターの形式番号を 見慣れた検索サイトに入力して検索をした。
「…ネオアイランド社制か…」
大平洋赤道から約、 南に数キロの所にある人工島、
七つある内のその内の一つ工業に特化した『ファクトリーランド』の新興企業、
其処は事実上その島を管理運営する企業で多くの企業の製品のライセンス生
産を受け持つ企業でも在った
其処から更に続けて『人工島』の事を調べた
発想自体は旧西暦時代に存在していた、 ただ時代の波に香まれ歴史に埋もれ
たが。
何処かの企業が其れを見つけて有志による開発計画が始まった。
この中でエクサス社は人工島の開発に大きく貢献しており現在は居住に特化
した島の不動産『エクサスホームメイク』が存在している
また人工島は其々の機能に特化した島が七つ存在しており其々は。
空港、港、
工業、
農業、
漁業、
観光、
居住
統合運営、の七つの島が存在していた
其々の島々は専用の海底トンネルと構で行き交う様に為ってた。
その辺りをもう少し調べたかったが、 誰かが毒た様で坪倉は機材を片付けて
逃げた。
逃げ切った後、 得られた情報から人工島にも少なからすの影響を及ましてる
のでは無いのか?
そう疑間を持たざるを得ない
エクサス社
新西暦 30年創業の多国籍企業
詳しい詳細は不明だが、 どうも多くの天才達や賢者達を雇い入れた企業とし
て噂された、 地球連邦政府が設立されてたにも関わらず世界 12 ヵ国中 11 カ
国に本社が置かれる
日本の場合は神奈川県横浜市に日本本社が存在されてる、 他にも支部が幾つ
か存在している、
「小さなモノから大きなモノまで何でも造り何でもやる」
それがその会社のキャッチコピーらしい、
実際彼等が造ったのは通称『グローバル企画』と呼ばれる国際規格の部品から
不動産業、 エネルギー関連に農業分野など多岐に亘る、
タッチパネル機能を持ったデジタルテレビや音声認識機能付きの自動車のスターター装置等、 そう言ったモノを作ったのだ、 ただあの企業だけは『メダロット』を作っていなかった、 正確にはエクサス社製のメタロットは存在してい
た、ただあの時原因不明の暴走事故が在った、 (之には当時詳細不明だったメ
ダフォースに関係していた)
この1件から人々はより制御のしやすい『メタノイド』を開発した、
制御のしやすさ重視、 それが新西暦の人々の共通の無意識の共通点だ。
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