第二章、第七話、 最後の一つ、
最後の一つ、
遂に人工島の最後の島、 『ファクトリーアイランド』の第三階層に到達した、
この島は色んな企業が『製品』を生産する為の工場が幾つも乱立している、 又
この島には独自の港が二つ在り其処で搬入品と搬出品を舟で運搬する訳だ。
あの時機井達を創った二足歩行トラクターの生産場所はここだ
あの騒ぎに依って工場も稼働していなけれは問題は無い筈だが、 第二階層を
抜け第一階層、 人工島では無い大陸だと地下一階に相当する場所だ。
この区間は地下と称しながらも天井は高く更に其処にも企業の工場が幾っも
存在していが如何してかは分からない、 外部との連絡は取れないのに工場は
稼働していた。
この様子を見て居た日野はこう言った、 眉を望めてこう言った
「…比処の主電原を破懐するしかないのか」
人や動物といった生き物以外が全部人工的に作られた人工島は全部が電気で
動いている、つまり動力炉と電気系統のとちらかか破懐されると機能しなく
為る、更に付け加えるなら動力のそれ次第に由っては破懐されると大爆発を
起こしたりその後の大規模な人災に成ったりもする。
しかし人工島の動力に使われたのは『システマレイフォース』が使われてる
詳しい製造方法が分からない為、 壊す訳には行かなかった
其処で工場の電気系統の破懐を行う事にしたのだ。
ただ問題なのはエ場の電気系統が何処に在るのかだ。手当たり次第にと言う
訳には行かない。
一旦作戦を立て直す為下に降りた、
位置的に第一階層と第二階層の中間、 もとい境目。
誰かが虫除けの対策を怠ったのか、 蟻達が階段と壁の根元の辺りに穴を開け
てた。そこは多分蟻の巣だろう。
5人が其れを見た時、 驚きもあった、 以外もあった、
意外な方法で対策が見つかった
議が開けた壁とは別に模井達が自分達の武器で壁に大きな穴を開けた、 其処
は海の上に浮かぶ人工島、 しかも海の中に等しい位置に壁に穴を開けるのは
正気の沙汰では無いが、虫達が開けた位置には理由が在った、 教えてくれた。
人の手で開けた穴には海水が入って来なかった、 第一階層と第二階層の間、
電気系統の存在する中間層が存在した
中間層の中は暗い、原初の闇と言える位た。そこには僅かな灯りでさえも飲み
込む程の物だ、
人がやっと一人通れる位の空間に無数のケーブル無数のダクト管、 それらを
覆い尽くさんとばかりに積もった境、 之等が上の階層の電力を送ったケーブ
ルだろう
どれがどれなのか調べる必要があるかも知れないが、 余坪は、
「こんなに沢山の調べたく無いよ~」 と抗議の声を出したので、
ケーブルと言うケーブルを全部切った、
斬って、 切って、 斬って。 また切った
数分後、中間層のケーブルと言うケーブルを全部切った。
第一階層に入ると其処は以前と違い、 真っ暗間だった。
工場は全部止まったのだ、
その後、地上に向かった。
地上に通じるドアは電子式の為か開かないが、 光りの剣で切り壊したのは当
然だった。
地上は完全な真っ暗闇だ
だがそんな真っ暗間の中でも存在を感じたのは気のせいでは無く確かに存在
していた
「·よおっ…よくも遣ってくれたな」
何処か威圧感のある男性の声が聞にえた。
相手が専用のメタノイドを光と共に姿を見せた
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