新第4話 過去
貴崎のその話の後エリンはこう言った。
「…あのもしかして悟様の初恋の人は」
「…そうリース＝エレイス、 黒猫部隊初代隊長その人何だけど…只単に尊敬する上官の感情が混ざったものかな?」
貴崎は言っては無いが二代目はフィオナだ
『日本へ帰国後、多少の問題が在ってな悟は一時期だけど女性恐怖症に陥ってな、多少ガラの悪い女子生徒相手に幼稚園の頃の時と同じく、南真夜がした
事を悟がやらかしてな。 しかも遣った後問えた女子生徒に向けて言った一言
は何だと思う?『如何した?何故反撃してこない?」 となあの子は完全な男性恐怖症でな良く悟と喧嘩をしていた』
僅かに間を開けて、 言った。
『其れだけで無くどうもアイツは死に急いでる事をしているらしい、言った
のが如何も不味かった様なんだ』
「言ったとは如何言う事なんですか?」エリンの質問に対し貴崎はこう返事を
した、
『茶野弘の初恋の人の話に成るが、 は出会ったその人はデバートの店員さ
んだ、弘とその人に出会ったのは小学生1,2年の頃だったな。 家族と初めて
デバートに行って入った時家族と進れてな迷子に為った時その店員さんに会い慰めてくれた。其れからな何回か弘はその人に会いに来てはプレゼントを
渡したりしていたが、在る時、 弘その人が居ない事に違和感を感じてたそした
ら其処の館長さんが彼女が車にひき逃げされて死亡した事を伝えたんだ。 あ
の時の弘は凄いおお泣きしてな館長さんが色んな事を言って漸く無くのを止
めた、その後だと思う。他の女の人と何気なく会話したり口説こうとしたりし
たのは、 ある作戦でリースが戦死した事を本来は秘必密裏にしなければ為らな
いけど私が其れを言っちゃたからな、 だからアイツはその事で悔やんでるの
か?悩んでいるのか分からない状態だった』
「…少なくともあ…」
エリンがイルナを抱えたまま横に為って寝た
「…そうか、話が長すきなた」
寝ていると言うよりもバッテリー切れに近い状態なのかエリンの頭の右側、
イルナの頭の左側、其々に充電用のアダプターを差した。
部屋の外の廊下で悟やグレイが居た、如何も貴崎の会話を盗み聞きしていた。
「そう言えばグレイ」
「…ん?何だ?」
「フィオナと居た時はどんな感じだった」
「少々荒い方だな、 今までは実験ばかりが在って…」
「純朱に優しくされたからな」
NEP04 END
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