ハーメルン
プリキュア戦記 正義のプリキュアvs終界
覚醒の予兆


そう言う隊員Eに自衛隊員Aは苦い顔で告げる

彼が顔を向けた先には来た救急隊員たちによって治療を受ける自衛隊の姿があった。

隊員E「だが、足止めしないと奴によって被害が増える」

警察官A「分かっているが……あんた等は足止め出来るのか?」

問う警察官Aに隊員Eは頷く。

隊員E「ああ、倒すのは出来ないがそれ位はな!だから此処は俺達に任せて、あんた等は市民の避難誘導を頼む。行くぞ皆!!」

力強く隊員が号令をかけると、一緒にいた仲間と共にアナザーブラックが侵入したショッピングモールの中に突撃する。
 
自衛隊員B「どこの所属かは分からないが、彼が言った様に周りを気にせず動けるように支援しよう!」

自衛隊員C「そうですね。市民の安全を守る事が俺達の使命だ!」

警察官B「俺達だって!市民の平和を守る警察官だ!」

警察官C「そうだな。市民を護るのが警察官の役目だ。避難を急ごう!」

お互いに頷きあった後に隊員達に続いて逃げ遅れた人達がいないか探してショッピングモールに突入する。

隊員D「これで良し、できる限り早く来て下さいよ東堂博士……」

連絡員として1人、外に残った隊員は先ほど連絡した東堂達が早く来る事を願う。

 

────



隊員達がショッピングモールへ突撃していた頃、ショッピングモール内ではアナザーブラックが辺りを破壊しながら暴れていた。

アナザーブラック「私達を黒歴史として消し去り、そして存在が許されている作品。私はそんな存在を許さない!」

アニメ作品などが置かれている場所を壊し、憎しみを言いながらアナザーブラックは暴れまくる。

???「こんな所で怪人が暴れているなんて……」

???「くそっ!これじゃあ外に出られないぞ!」

そんなアナザーブラックの様子を一組の男女が隠れながら見ていた。

避難し遅れた者達だろうか、そんな2人が新たな戦士の誕生を見届ける目撃者になる事を、誰も知らない。

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