ハーメルン
プリキュア戦記 正義のプリキュアvs終界
タルタロス対軍人集団

格闘家に続いて、武器使いを破ったタルタロス達の前に軍人達が姿を現した。その頃、タルタロス達の戦いを視ていた警察官は巡回している自衛官の案内である場所に居た

警察官「この部屋は?」

自衛官「ドローン等を保管する部屋だ」

警察官「ドローン?」

自衛官「小型の無人航空機だ。此にはカメラが付いている。その為かお前が来る前にTV局のスタッフやマスコミの人間がドローンを受け取りに来たんだ。何せこの戦いは、世界にとっては重要な戦いになる。それをドローンで記録するのが目的なんだ」

警察官「ドローンじゃないと駄目なのか?」

自衛官「ああ、何せ撮る場所が銃弾が飛び交う所だ。近づけば大怪我どころか即死だ」

警察官「そうか……その事は既に承知済か?」

自衛官「もちろんだ。既に総理大臣の認可も下りてある」

警察官「そうか……(それくらい切迫しているのか……)なら、俺にもドローンの操縦方法を教えて欲しいが」

警察官は自衛官にドローンの操縦方法を教えて欲しいと頼んだ

自衛官「本来、操縦方法の指導は上官の許可が無ければ教えられないが、緊急事態の為特別に指導している」

警察官「余程切迫してるのか……」

自衛官「それくらいドローンが必要なんだ。緊急事態なので一緒に指導するぞ」

警察官は自衛官からドローンの操縦方法の指導を受けた。なお習得したのは25分後であり、短時間でやれたのは自衛官の指導の丁寧さと自衛官がこんな事かと思い、指導マニュアルを活用したためである

────

警察官が自衛官から操縦方法の指導を受けた頃、首相官邸では

秘書官「TV局のスタッフに同行した議員からの報告です。格闘家達と武器使い達はタルタロス達3人によって全員倒されました」

首相「世界大会優勝相当の経歴持ちが100人以上居たにも関わらずにか………」

秘書官「はい」

首相「タルタロス達の言った事は口先ではなかったか………」

首相は秘書官の報告を聞いて動揺した

首相「だが、自衛隊員や軍人達はまだ残っているな」

秘書官「はい、これからタルタロス達に攻撃すると防衛庁長官から聞いてます」

首相「そうか……軍人達が敗れたら、この世界は終わるな……それより他の国はどうなっている?」

首相は秘書官に他国の動きの事を尋ねた

秘書官「それについてですが、他国の首脳陣もまた格闘家や武器使いが敗れた事にショックを受けており、その結果一部の国がある暴挙に走っています」

首相「ある暴挙?」

秘書官「はい、一部の国の首脳陣は格闘家達が倒されたのを見た事で、タルタロス達に対し大陸間弾道ミサイルを放ったようです」

秘書官は首相に対し一部の国の首脳陣がタルタロス達が居る東富士演習場に向けて大陸間弾道ミサイルを放った事を報告した

首相「大陸間弾道ミサイルを放っただと!?」

秘書官「はい、首脳陣もタルタロス達の戦いを見て、このままでは敗北するとみてミサイルを発射」

首相「他の国には報告したのか?」

秘書官「いえ、報告すれば間に合わないと判断し、独断で放ったようです」

首相「くっ……あんな大敗を見てまともにはいられんか……」

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