ハーメルン
Medarot ex second The Lost Origin
Ep 010 悪は笑い正義は炎で消毒だ

入学式が終わってまだ間もない時の事、
俊一の様な肉塊は地面に横たわっていた。
俊一は高校から帰宅中に脇道に隠れた誰かに一瞬の隙弾をつかれて引きすずり込
まれて頭等を鈍器で執勘に叩かれた、
俊一の通った高校とは違う他校の不良達が彼の持つ『メダロット』を目当てに
奪いに来たのだ。
叩かれ倒れた俊一の体から血が流れ病的に真っ白な肌と真っ白な髪を紺色の
制用限が鮮血の紅い血で染まっていく。
「へっ!容易いものたな」
ほくそ笑みながら鞄に仕込んだメダライザーを奪っていた
「流石姉貴です」
不良の一人そう言ってその女性を褒め称えた
「…フン、ハ答えのない奴たね」
彼女の手に血の付いた単管パイプを持っていた
虐めの被害者であった彼女は凶器で相手に酷い傷をつけた事でソレまでの考えが変わった。大雑把に言えは立場逆転、
被害者が加害者に変わったのだ、
其れからと言うもの心が歪み狂ったのだ。
「如何しやす?こいつ?」
「フッ…好きにしろ」
不良達の叫び声と共に俊一の遺体に執勘に殴りけり続けた。
「…転送」
メダライザーを手にした不良のボスがメダライザーの引き金を引いてメダロ
ットを転送した
転送したサーガイアは俊一の遺体を見て、
「俊一!!」
と叫んで駆け寄ろうとしたが不良のボスが力任せに抑えた
「今日からお前のマスターは俺様だ」
威圧的な声でそう言った。
「…楽しいか?そうやって、 誰も守らすず…弱い誰や自分達とは違う誰かを虐め
て。 力を誇示して…快楽に身を溺れて」
「…ああっ?」
「もう既に分かってるんだ、 否定しても駄目だ虐めの正体は『快楽』だと言う
事を」
「ああっ!!」
「一つの快楽に飽き足らずその内別の快楽に手を出す」
「紙めた口を聞くなっ!!!!」
不良のボスはサーガイアの頭を強く蹴った、
「ギュルッー」
首の配線の一部がフレームの変形の際破損をした、
完全に機能が停止してしまったメダロットを拾って中にあるメダルを抜いて
自身のコレクションにした。
「此奴は使えるな」
発売してから3~4年程のガンピートルの襟首を掴む様に持ち上げて行った
「兄貴はこんな真っ白けな奴寄りもバルバレイスがお似合いですぜ」
「そうだな、これはお前にくれてやるよ」
「ありがとうございやす!兄貴」
その脇で不良達が俊一の遺体に執勘なまでに殴打を続けた。
病的に真っ白な肌をした顔が赤く腫れ上がり最早誰なのか分からなくなり、
更には腕や足をあり得ない方向に無理矢理曲げて折った
最後は遺体の片目を閉じて川に投げ捨てた、 投げ捨てた人はこう言って不良達に絶賛の声を上げた。
「皆さんご覧下さい、 川に流れる不思議な海月人間で御座います」
後日、
真っ白なガンピートルは、 違去改造されて赤と黒にトケやチェーンにモヒカ
ンの様な飾りをつけた『デスピートル』
改造した点は其処だけで無く、両腕に新たにギザギザの堅いヒレの様な刃が
付いている。
俊一の遺品のメタライザーも金色に塗られた、
このデスピートルのマスターの人はどうなったのか?
ある銀行で強盗事件が起きた、
偶然通りかかった不良は寄せば良いのに窓越しからメダライザーを構えたが、
引き金が動かない、

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