高嶺達が一年生の元へと駆けつけ、共に戦闘を行う
叶星は灯莉、姫歌、紅巴と共に例の特型ヒュージの足止め
高嶺は海漓と共に小型ヒュージの掃討
これには理由がある
特型ヒュージを仕留めるためにはレギオン6人の力が必要であるし、そうしなければならないと言う事に叶星は気づいたのだ
「皆はあの特型を中心にマークして
他は高嶺ちゃんと海漓ちゃんに任せましょう」
「あれだけの数を二人で…ですか?」
「えぇ、特に海漓ちゃんはそっちの方が得意に見えるから。高嶺ちゃんのフォローが有れば時間はそんなにかからないと思うわ」
叶星がそう言い二人がいる方を向くと
凄まじい速さで小型を倒していくのが目に入る
とは言え叶星の言う通り倒しているのは海漓がメイン
高嶺はあくまでも彼女のフォローに回っている
「二人がこっちに合流するまで時間を稼ぐわ
フォーメーションは姫歌ちゃん達がやってたのをそのままに。
私と紅巴ちゃんが前に出て動きを止めるから、灯莉ちゃん、姫歌ちゃんは射撃で援護して頂戴」
「分かりました」
「はーい♪」
「頑張ります…!」
叶星の掛け声と共に再度フォーメーションを展開
戦闘となる
「(叶星、上手くやれているわね…それで良いのよ)」
その光景を見ていた高嶺は安堵する
これならばもうあの時の様な事にはならないだろう
後はこちら…というより海漓のフォローだ
「これで100!!まだ居る!?」
その海漓はと言うとアステリオンのモードをアクスからブレイドへと変形させ乱舞システムから広範囲攻撃へと手段を変える
あまり乱暴に扱うと壊れてしまうのだがマギの入れ方斬る角度をうまく調節し負担を軽減させている
「海漓さん、アステリオンはまだ持ちそう??貴方のマギもよ」
そう言いながら高嶺は海漓の側に立つ
息は上がっているが目は死んでおらずむしろまだまだヤル気がある
CHARMも多少の損傷は見受けられるがアレだけの数を削ったにしてはダメージが抑えられているというのが高嶺のみた感想だ
「モード変えたんでまだ行けます
…とはいえこの後にアレ仕留める事考えるとちょーっと厳しいっすね
マギは…ちょっと温存考えないと厳しいです。ここで使い切っていいなら全然いけるんですが…」
「あの数を削ってそのコンディションなら上出来よ
とはいえここで海漓さんのマギを使い潰しちゃったら私共々叶星に叱られちゃうわ…困ったわね…」
高嶺はそう言うがどこか余裕すら感じられる
それは海漓にも感じる事は出来た
その根拠も何となくではあるが予想も出来ていた
「グランエプレの皆さん!残りのスモールは私達に任せて貴方達はあの特型を!」
「皆、行くわよ!!」
そう言い駆けつけてきたのは神庭のリリィ達であった
神庭のリリィはこことは別の場所を担当していたはずだが、そちらはどうなったのであろうか
近くにクラスメイトのリリィが来たため事情を聞くと驚きの事実が
「ちょっと前かな、イルマのリリィが私達の担当地区の増援に来てくれてね
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