いたずら娘のスカートをめくりたい。
「にひひ~、今日はあの子にしようっと」
俺の視線の先。
そこには栗色の髪の毛をした女の子がいた。
その女の子の視線の先には、肩までかかるぐらいの長く黒い髪の毛の可愛い女の子がいた。
同じ高校の同級生であろう彼女を、栗色の髪の毛の女の子はじっと見つめており。
そして栗色の髪の毛の女の子は音を立てずこっそりと、黒い髪の毛の女の子の後ろに立つ。
栗色の髪の毛の女の子は俺の存在に気づいていないみたいだ。
「えいっ、隙あり!」
バサッ!
栗色の髪の毛の女の子は大きく万歳をし、黒い髪の毛の女の子のスカートをめくった。
黒髪の子のスカートはあっさりと捲り上がり、水色のパンツが露となった。
「きゃああああっ!」
黒髪の女の子は後ろ手でスカートを抑えながら振り返り、栗色の髪の毛の女の子の姿を確認する。
顔は恥ずかしさから真っ赤になっており、それとは対照的に栗色の髪の毛の女の子はにっこりと笑顔になっていた。
「ふふ~、撫子ちゃんの今日のパンツは水色~。いい物見れたなぁ~」
「もう、栗栖ちゃんのエッチー!」
撫子と呼ばれた黒髪の女の子はスカートを後ろ手で抑えた状態で前へと走って逃げていく栗栖と呼ばれた栗色の髪の毛の女の子を見送った。
「……やるな」
そして、撫子は俺が遠くからスカートめくりをされた一部始終を見られていたことに気づいていない。
おかげで水色のパンツが露になった瞬間をスマホで一部始終撮影できた。
さて、事の始まりはほんの数十分前。
今日発売されたばかりの最新漫画を買ってきた。
冒険譚やグルメ漫画、それらすべては漫画の中に入り込める俺にとっては最大の娯楽となる。
そしてちょっとHな学園物も買ってきたりもした。
ありとあらゆるカテゴリの漫画を一気に大人買いしていた俺を、店員は凄い目で見ていたっけ。
もしあの店員が女性店員だったら、Hな学園物を買った時点で軽蔑の目で見られていたかもしれない。
まあ、漫画の世界の中でスカートめくりをしてると知られた場合の目よりはマシかもしれない。
それはさておき。
冒険譚は知られざる深海の世界を最高機能の潜水艦で潜り旅をする物語。
海が好きな俺にとっては未だ未知の部分がある深海を知れる物語はアタリだ。
グルメ漫画は最高級のラーメンを作るために、まずは小麦粉を栽培するところから始めていた……なんかどこぞのアイドルグループが似たような企画をしていた気もするが……まあこれはこれで先が楽しみになる漫画だ。
そして少しばかり興奮を抑えつつ、ちょっとHな学園物に手を出す。
さすがに女の子は『可愛い』以外で言い表せない子ばかりだ。
胸が大きかったり、ポニーテールだったり。
とにかく色々な可愛い子が目白押しで、動くたびにパンチラをしていたりする。
だが、パンチラをしてる動作があまりにも自然なため、笑顔ではあるが恥ずかしがったりはしていない。
絵がいいだけに、ちょっと惜しいなぁ……と思っていたら、一人の少女が目に入る。
彼女の名前は『栗栖 空』。
名は体を現わすのか、栗色の髪の毛が特徴的なちょっと小柄な女の子だった。
だが、この女の子はすごい。
他の女の子の胸を揉んだりスカートをめくったりして、可愛らしい女の子が恥じらう顔を引き出させていた。
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