女子高生姉妹のスカートをめくりたい。
「愛子お姉ちゃん!」
少しばかり幼さが残る少女が、愛子に抱き着いていく。
「恋華ったら、もう」
抱き着かれた少女は照れたようにしつつも、まんざらではない。
そのくりりとした瞳はまっすぐ恋華と呼ばれた少女を見つめていた。
「……いいなぁ」
愛子の本名は『金森 愛子』。
漫画の世界に潜り込めると知った俺が初めて『スカートめくり』を行った女子高生だ。
その時のピンクのパンツと恥ずかしがるリアクションは忘れていない。
その愛子と恋華と呼ばれた少女が楽しくじゃれあってるのを俺はじっと見つめていた。
さて、事の始まりを説明するとしよう。
「あっ、最新刊出てたのか」
本屋に出かけたとき、最初に『スカートめくり』を行った少女である『金森 愛子』と呼ばれた女の子が存在している漫画の最新刊が発売されていた。
本来は少女雑誌に連載されている漫画なので、青年男性である俺が少女雑誌を立ち読みすると奇異な目にさらされるので、コミックスを追うことしかできなかった。
「ありがとうございましたー」
早速俺はそのコミックスを買った。
せっかくなのでカーレースを行う物語などの漫画本も購入した。
「さーてと」
仕事終わりで疲れていても、本を読んで色々な物を見て知識を得るのは楽しい。
乱雑にいろいろな漫画を読んでるから節操がないとも言うのかもしれないが。
「では早速」
俺は早速金森さんが出てる少女漫画を読んでいく。
男子生徒に恋をする様子がきっちり書かれていて、続きも気になるのだが。
「……ふふ」
ミニスカートから覗く眩しい太もも。
だが、そのスカートの中を知ることは俺意外誰もいない。
俺だけが彼女はピンクの可愛らしいパンツを履いてることを知ってる。
だから彼女のスカートの下には可愛いパンツを履いていることを妄想しながら楽しむことが出来る……うーむ、これはこれで楽しい読み方だ。
「お?」
そしてコミックスの最後のお話辺りに、金森さんの妹である『金森 恋華』という女の子が出てきた。
彼女は愛子さんとは別の高校に進学したらしい。
だから最初の巻には登場しなかったのか、と思いつつ最後の話も読み終わった。
「いやー、面白かった」
純粋に漫画の物語として楽しむ場合、愛子さんが男の子に対する想いをますます膨らませていき、先が楽しみになってきた展開となっていた。
「……さてと」
だが、俺は別の観点からこの巻を見ていた。
「恋華さんはどんなリアクションするんだろ?」
恋華さんは最後の方に出てきたのであんまり出番はなかったが、愛子さんと違ってショートカットの黒髪で可愛らしく、元気いっぱいな性格の子だった。
そんな子がスカートをめくられるとどんなリアクションをするのか、気になったのだ。
「それに、愛子さんのパンツはまだ撮ってないしな」
実は最初にスカートめくりを行った愛子さんの時、まだ俺にはスマホでスカートめくりの様子を撮影するということをしていなかった。
最初のスカートめくりということで印象には残っているのだが、やはり動画という形でいつでもリアクションを見ることが出来るようになりたい。
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