ハーメルン
好き勝手準備後自滅した神様転生者のせいで全方位魔改造されるけど、おっぱいドラゴンが新たな仲間と共に頑張る話 旧名:ハイスクールL×L 置き土産のエピローグ
設定資料集 神様転生者関連
◎サウザー諸島連合国
三人の神様転生者が、千年間の長きに亘り少しずつ積み上げた聖杯戦争の力を利用して生み出した国家。
南半球側に火山活動を活発化させることで生まれた、最大でも四国程度の大きさの島々からなる国家。それとは別件で作り出したザイアコーポレーションによって裏で立ち回られ、第二次世界大戦後の混乱期に建国される。
大量の亜種聖杯を利用することで、領海内に大量かつ高品質の原油と天然ガスを保有。更に人がいない島を意図的にピックアップしたうえでそれぞれに各種鉱物資源の鉱脈を入れ込んでおり、冷戦時期の混乱に付け込んで資源大国として誕生。加えて亜種聖杯を利用して工期や訓練期間を短縮することで調達した海軍戦力、資源提供と引き換えに東側から大量に調達した航空戦力、更にこのタイミングで一気に世に出した星辰体感応奏者という陸軍兵力により、米国軍を圧倒することで明確な発言力を獲得している。
その後は星辰体感応奏者の技術や、ヒューマギアやザイアスペックを中心とする各種技術を世界に少しずつ流出することで人類全体の戦力を底上げ。更にシンギュラリティに到達したヒューマギアを戦闘用人造惑星として作り替えることで、彼らが目論む「馬鹿しかいない異形達を打倒し、人類を統一し改革と開拓による新世界創造」へと着実に駒を進めていた。
……が、根幹的にこの世界を「創作物」として見ていたことがここにきて表面化。それまで数十年程度の小国や組織の運営、数十年以上はチートによって「適任」と判断した個人、という杜撰な経験値が足を引っ張り「自我を獲得したヒューマギアが従わない」「救い出した神器保有者が敵意を向ける」を一切考慮してないという致命的失敗から造反及び内部告発を受けることになる。
結果として「サウザンドディストラクション」と呼ばれることになる、表向きにはヒューマギアの暴走と地震及び津波の複合、そしてその裏で禍の団の前身組織を主体とする襲撃を受けたことでザイアコーポレーション本社が壊滅。神祖の不死性を会得していた転生者達も、魂を直接切り刻まれることで精神が死亡。
その後も政府は機能しているが、根幹的に神祖三名と彼らが見繕った使徒、そしてデミ・サーヴァント化などの処置を受けた運営陣は全滅。この影響でヒューマギアの購入に気後れする者達が多いこともあって産業面で大きな悪影響を受け、現状では資源をただ売る程度の将来的な転落が見え隠れする国家となり、星辰奏者技術も大量に流出し始めている。
またその過程で聖杯によって、開発されたプログライズキーなどが虚数空間に隔離され、「世界を変える為の力を欲し、そして手に入れば必ず世界を変えようとする」者に知識事優先供給される状態になっている。万が一の為のサブプランであったのだが、力を得る者達は総じて愚者であり、また禍の団にも大量に流れるという本末転倒な事態となっている。
〇プログライズキー関連技術
☆レジスティングアントレイダー
『起動音声』We are revolutionary army of earth
『概要』
レジスティングアントプログライズキーをレイドライザーに入れることで変身するレイダー。
下級の異形や悪魔祓いなどを相手に集団戦闘で打倒することを目的として開発されており、高性能ではなく一体多数戦闘を主体とした性能を保有。同時に大量生産性能が大幅に向上している。
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