ハーメルン
メダロットEx second~Mirror Soul Seed~
第一章 第一話訪問先の

物語が始まる今から数十年前の事、
後の世に置いて「バイアス』が「レイヤード』に名を変えて再構される前の事、
バイアスに所属している科学者、若槻正樹の友人の悩みを聞いた。
それは名家であり大審豪の家のならてはの事、
子に将来を束縛させるモノ、
彼のかつての幼川染だった仔も名家の人間達の手によって見す知らすの男の子を身龍らせ
た、
彼もそんな名家の一人。 『若槻』 の性は名家ではない母の性だ。
彼はこの理不尽に絶望していた、 友人はお家をこれから如何すべきかはちゃんと考えてい
た。
仔は時として比れから如何すべきかは悩んだ末に考え付く事もあるのだろう、
だが。古き魂が誇りを吐き間違えた魂が新たな対策を頑なに受け入れられないのは当然で
あった、
彼は一つの提案をした。 それは、
「あんたと誰かの間の子を…受精卵を提供して欲しい、 提案がある」
「本当か?」
その顔に喜びがあるが、 が、 若槻の顔には冷酷な表情のままだ、
「ただし、あんたは姿を隠す必要がある。 俺の計画を悟られる前にだ」
半ば諦めの顔で、
「…わかった」
とそう言った、
二人の男女の間に仔が産まれた、
だがその子に若槻正樹が仕組んだ異があるとも知らずに、
仔が産まれた直後、 男が姿を晦ました、
其れから数年後のある日の夜。
名家の当主は老いてもその威厳は変わらなかった、
皆が寝静まったそのとき、
仔は美しき女性に成長した、 慎ましい女性の様子はこの時だけ何かがおかしい。
手に包丁と灯油と火種をもって、
寝床に着いた当主の首に包丁が深々と突き立てられた。 更には灯油を床に蒔き、 マッチの火
を其処に投げ入れた。
名家の屋敷は火に包まれた、
彼女以外皆は死んでいた、 彼女に殺されたからだ。
其処に建てられて、
数十年其処に生まれた多くの子供共達を見守っていた屋敷が、
誇りが、
財産が、
全てが業火に包まれた、
「よくやった」
と彼女を褒め称えた男の声が聴こえた。
彼女の両手は男の首に手をかけて締めようとした
首を絞められ苦しむ答が何故か其れを感じなかった、 僅かに絞られた男の声が徴かに聞こ
えた、
「…こ···これて良いんだ…お前は…自由た…破壊の…香酬の·そして代償」
彼女の父親が仰向けに倒れた,
ネタを明かせばこうだ、
若槻博士は母と父の受精卵に人為的な遺伝子操作を施した、
禁忌とされた遺伝子操作だが、 彼には其処にあるプログラムを遺伝上に細工した、
そのプログラムは二つの人格が最初から脳に組み込まれていて、本来の人格が生活をして
いるが、 ある条件下で裏の人格が目覚め本来の人格が封印、 消去されるようになっている。
その条件下は不明だが、 予兆は存在する、
一つ目は頭痛、
二つ目は利き手や文字が鏡の様に反転している事。
三つ目はその人が普段言わない事を言い出す事、
それを防ぐ為には、
『誰にも縛られない 『自由』 を与える事」
さもないと仔は裏の人格が覚醒して自由を得ようと破壊するだろう、
遺伝子操作は裕福な家庭にしか出来ない事を知っての上で細工されたプログラムがされて
のだ、
その後バイアスの職員が話半分だけ理解して警察に内部告発をした結果。.
バイアスが崩壊した、 若槻正樹が逮捕され、 僅かに残ったバイアスの日本人スタッフ達は、
日本で『レイヤード』 として再編をした。
牢獄の中で若槻は二つの絵を描いていた、 二つの言葉を残して、
「私は絶望した、 東縛。自由の失った、 ハつ目の大罪」
「破壊。東縛を破壊するただ唯一の罪、 だが此れは実行すれば取り返しの付かない九つ目の
大罪」
前者は両手両足に鎖に繋がれた少女の絵が描かれた。
後者はその鎖は砕けたが代わりに体が砕けて断末魔にも似た少女の悲鳴と苦痛の表情が描かれた。
どこかで有名に成ってた『七つの大罪』だが、
本来存在しない8と9は日本的な意味が含まれている、
日本に置いて八は最大の数字とされている。
何故9では無いのか?九は同じ読み方の『永久』の『久』と引っ掛けて在るからだ。
『破壊』の大罪が取り返しの付かない理由が其れである。
若槻正樹が逮捕された事でこんな悲劇はもう二度と無い…筈だった。
『デライラ』
かつては EU 圏と呼ばれてたらしい、 何所かに所在を置く医学研究チームだが、 バイアス
以上に禁忌に踏み入れた研究組織、
そんな彼らが若槻正樹の遺伝子操作マニュアルを欲しがらない理由は無い。
若槻博士は遺伝子操作マニュアル提供の後に自らの亡命を希望したが、それは叶わなかっ
た。
彼らはそのマニュアルに仕組まれた人格分裂プログラムに誰にも気づかなかった、
そして月日が年月が流れに流れ。 半世紀以上も流れた。

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