ハーメルン
メダロットEx second~Mirror Soul Seed~
第一章 第三話 問題
した、
其れから二人は距離をとる様になった。
助けようが無く傷つけられるのをただ見てくしかなかった。
その後、後輩は学校から居なくなった、
虐めを苦にした自殺の線もあれば自ら退学の可能性もある、 何処かへ転校したのかも知れ
ない、転校したのはその後の事、
彼は同じ出雲学園に居ると想ったがその思いは消えた、 居なかったのだ。
「…釣り上手なんだな」
以外で仕絶な過去を明かすのは意外すぎたので場の空気を変えようとして言った、
「俺の親父は漁師をしていてな、 養殖を名目に生き物を育てるのと生き物を捕まえるのが
いかに大変なのか分かっている方だ。 昔、 緑日で金魚釣りで金魚を二匹釣ったんだ、 そした
らその二匹は雄雌だったんだ、 そしたら親父が水槽やら餌やら用意してお前が育てろと言
ったんだ、最初は大変だったよ。 でも金魚が卵を産んで聯化して生き物を育てるのがいかに
大変かよく分かったよ」
男性が自分で釣った魚を誓りついてるが、根井はその場を後にした。
道中、坂巻路形に出くわしたが、 相手の方から逃げた。
京都に居た筈の彼が此処に来るのは『偶然出くわした』にしては下自然すぎた。 竹外に用が
あったのかも知れないが、 厄介な相手に出くわすのは好ましく無いのだろう。
「…?竹外に会いたいなら尋ねればいいのに」
一言攻いた。
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