ハーメルン
【完結】鈴木悟の職場の先輩が、ユグドラシルのサービス最終日に新規ユーザー登録しました
獣神皇(カイザー・ライオン)vs暗闇猛虎(ブラックタイガー)

「ん…」
「だっ…」
てーーーーーーーーーーーーーっ!?
ま、マジか?本当に、そうなのか?
 
「考えてもみなさい。
一度の関節技で、急に彼処まで明らかに動きが鈍く筈も無いでしょう。
全く…恐ろしい御方です。
時に大技を繰り出し…そして受けながらも、相手に気付かれない様に、少しずつダメージを蓄積させていき、最後の一押しで爆発させる!
それが、今の現状です!」
そう言って、デミウルゴスの指の指した先は、
「でぇぁありゃっ!!」
掌打と蹴りのコンビネーションを、相手に放っている先輩の図。
 
「GAAっ!」
 
ぶんっ!
 
これに対して、苦し紛れに放たれた右のパンチをバックに回りながら避けると、
「そらっ!」
 
ぶんっ…ドガァッ!!
 
「ぐ…ば…?!」
今度は待ってましたの大技、放り投げ式のジャーマンスープレックス!
これがヒヒイロカネの柱に激突し、更なるダメージを与えた!
 
ドス…
 
先輩の攻撃は止まらない。
柱に背を預け倒れている相手を無理矢理に起こすと、その体を担ぎ上げ、柱の上に座らせる。
 
「…ハッ!」
…からの、自身も高くジャンプ、両足でエイデイの頭をガッチリと挟み、雪崩式フランケンシュタイナーだ!
 
ドガアッ!
 
受け身を取り損ない、頭から落ちるエイデイ。
朦朧としてフラフラと立ち上がった時、先輩は柱の上に立っていた。
 
ババッ…!
 
そして、大きく跳躍。
 
くるん…
 
空中の最高点で前方一回転した後に急降下、相手の脳天に狙いを定めての…
 
「シューティング・スター・スパイク!!」
 
ガンッ!
 
ダイビング・ヘッドバッドが炸裂した!!
 

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