ハーメルン
【完結】鈴木悟の職場の先輩が、ユグドラシルのサービス最終日に新規ユーザー登録しました
御対面
「お前…まさか鈴木…か?」
「きっきっき、貴様!
アインズ様に対して『オマエ』とは、何様でありんすか!?」
「万死…ッ!!」
「てゆーか、スズキって誰?!」
「いや、待てっ!構わぬ!!」」
俺の言葉使いに、何人かキレた反応を…いや、この場の全員がキレた顔をしているが、魔導王が それを鎮める。
「あぁ!やっぱり先輩だ!
はい、鈴木悟ですよ!
先輩もユグラドシルをプレイしていたんですね!
いや、凄く嬉s…チィッ、抑制されたか。」
そして やはり、鈴木だったか。
ハイテンションで喜んだかと思えば、また体が光って冷静なラスボス口調へと戻る。
恐らく鈴木からすれば、200年振りに知り合いと出逢えたのだろう、凄く嬉しそうな感じだ。
「あ、アインズ、様?」
「コレハ…?」
部下であろう者達も、自分の主の変わりっ振りに、どういうリアクションを見せたら良いか、分からないと云った感じだ。
「セージ・タナカ…様…?」
そんな中、俺の名を呼ぶ声が1つ。
「もしかして、田中誠司様…なのですか?」
「は…はい…」
白ドレスの美女さんだ。
理由は分からないが、どうやら俺を知っているらしい彼女の質問に『はい』と応えると、この美女さんは顔を赤らめ、瞳に涙を潤ませると、
「嗚呼、ずっと…ずっと お逢いしとう御座いました!」
ガバァッ!
「え?」
「田中様…田中様ぁ~っ!
ん、ん~~~~~~~~~~…レロレロレロ♡」
「な゙っ!?」
「ムッ?」
「いぃっ?!」
「ま゙っ!?」
「ひぇっ?!」
「ぬ?」
「は?」
「おぉ~っす?」
「む?」
「へ?」
「あ~?」
「うわぁ…」
「え…えぇぇぇ~~~~~~っ?!!」
高速タックルの如くで俺を押し倒すと、その儘マウントを捕って、いきなりキス(深いヤツ)を繰り出してきて下さいました!?
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