ハーメルン
鈴木悟の職場の先輩が、ユグドラシルのサービス最終日に新規ユーザー登録しました
Dangeros Suplex Combo

戦闘前、先輩は自身の防御特性の確認をしたいと言っていた。
それ故、受けに回っていた場面も有ったが、全体的に見れば先輩の完勝だ。
 
うぉおーーーーーーっ!!
 
そして沸き起こる歓声。
異形側の連中が騒いでいるが、これで先輩の力も分かっただろう。
少なくとも、お前達が勝てる相手じゃないと分かった筈。
これで先輩が お前達より上だというのも、納得するだろうな。
いや、これで納得しなきゃ、もうバカだr
「グハハハハ! よし、次は俺様だ!」
…はい、バカ確定。
 
≫≫≫
「げほゎ…こんな…ばか…な…?」
…じゃ、ないよ。
リザードマンの次、対戦の名乗りを上げたのは、重戦鎚と大盾で武装したトロール。
人型から獣人化した事で、さっきのリザードマンとは体格の優劣は無くなっていたけど、今度は また、ニ回り以上の体格差だ。
しかし先輩は、それを感じさせる事無く、トロールを攻め立てる。
 
ピシィッ…
 
地を這う矢の如くなスライディングでトロールの脚を刈ろうとするが、体重差でダウンには至らず。
少しだけ前のめりに体勢を崩すに終わってしまう。
…が、実はそれが、先輩の狙いだった!
前屈みになったトロールの前で跳躍、頭を両足で挟むと、またもフランケンシュタイナーが炸裂!
 
「これで終わりじゃないぞ!」
倒れたトロールの頭を掴んで無理矢理に立たせると、今度は あの巨体を持ち上げ、垂直落下式ブレーンバスターだ!
 
「いやいやいやいや!エグ過ぎるだろ?!」
「貴奴の血は、何色だ?」
先~輩~、言われてますよ~?
俺の隣、ツアーとドラウが必死に突っ込んでいるけど、先輩は止まらない。
 
ぶんぶんぶんぶん…ぶぅん!
 
ダウンしているトロールの両足を持つと、ジャイアントスィングで ぶん回し、最後は上空高くに放り投げる!
 
バサァッ…!
 
そして それを追う様に、雷鳳の鎧の付属品(オプション)の翼を広げて飛翔。
空中で相手を捕らえると、その頭を脇に挟み込み、その体勢で旋回しながらの急降下…スィング式DDTだ!
 
どどんっ!
 
派手な音が発ち、土埃が舞う。
視界が晴れて目に映ったのは、頭全部が完全に地面に埋っており、ピクリとも動かないトロールの姿。
 
ピク…ピク…
 
訂正。
腰がピクピクと痙攣してる。
 
『え~と、勝者…タナカ様…です…。』
意識を回復して、審判兼実況に復帰したアウラが、口元を引き攣らせながら、先輩の勝ちを宣言。
 
…………………………………。
 
静まり返る場内。
約1名、赤くした頬に手を添え、腰をくねくねさせて悶えている様だが、俺は何も、見えていないぞ!
ん、見えていないからな!
…因みに この後、先輩との対戦に名乗りを上げる者は流石に居なくなった。
それは この異形達も先輩のナザリック入りを…自分達の上の存在だと認めたのだろうし…まあ、結果オーライ?

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