短編集
―1―
『白上の幼少期』
「ねぇねぇレイさん、レイさんはフブキの幼少期って知ってるんだよね?」
「ん?まぁ、一応幼馴染みだったからなぁ」
「ねぇ、フブキって小さい時はどんな子だったの?」
「小さい時?そうだなぁ………」
―出会った時―
「は、はじめまして、しらかみふぶきでしゅ…///」
―一週間目―
「あ、あのねれいじくん。しらかみといっしょにおしょとであしょんでくれる?」
―一ヶ月目―
「やだやだ!しらかみれいくんとずっといっしょにいるもん!」ギュウッ!
―一年目―
「れいくんあのねあのね、しらかみおおきくなったられいくんのおよめさんになりたいの///」
―小学校入学後―
「やっぱりしょうらいてきには白上がレイくんといっしょになるのはひつぜんなんですよ!」エッヘン!
―中学校入学後―
「えへへ~、やっぱ幼馴染み同士が結婚するって究極的なシチュだと思いません?」
―高校入学後―
「ほらぁレイくん見て下さいこのカップリング!まるで白上とレイくんのような熱いカップリングですよねぇ♪むふぅ、良きですなぁ~♪」
「………ホント、何処で接し方間違っちまったんだろうなぁ……」
「?」
―2―
『フレアってなんで?』
みことポルカと一緒にマ○クラ配信中…
「それじゃあこのまま地下に行ってダイヤを見つけて装備作ってからエンド行く?」
「りょーかいでーす」
「おっけ~。あ、そう言えばみこずっとふーたんに聞きたかった事あったんだけどさぁ」
「え、何?」
「ふーたんってさ、何で玲二と話す時ずっと敬語なの?」
「……え?」
「あ、それポルカも思った。フレア先輩皆がいて普通に話をしてても玲二さんには絶対にタメ口使わないよね?え、なんでなん?」
「……そう言えばアタシ何で玲二さんと喋る時敬語になってんだろう?」
「え?!無意識なの?!」
「うん、考えた事もなかった」
「へぇー。じゃあさ、今から玲二さんに電話してタメ口で話してみる?」
「え?!」
「おーそれ良いにぇ~♪んじゃ早速……」
―プルルルルッ…プルルルルッ…ガチャッ―
❬はいもしもし、どうしたんだみこ?❭
「あ、玲二?実はフレアが玲二に伝えたい事があるんだって、今代わるにぇ。はいふーたん」
「え、いや、あ、あの……も、もしもし」
❬おうフレアか、てかお前今配信中じゃなかったけ?どうしたんだ?❭
「あ、あの……じ、実は今度三期生全員と合同配信するんですけど、良かったら玲二さんと一緒にどうかなと思いまして……///」
((あ、これ単にタメ口使うの恥ずかしくて敬語になってるだけだ))
好きな人に対してどうしてもタメ口を使えず敬語になっちゃうフレアであった。
―3―
『ラミィの妄想』
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