ハーメルン
山あり谷ありウマ娘 〜気付いたら脱サラしてトレーナーになった話〜
トレーナー「変わっていく為に」



タキオン「おや!!効果はどうやら脛辺りに出たようだねぇ.........やはり、一人より二人の方が作業の進行量は増えるようだ」


桜木「程々にしてやってくれよ?アイツ最近徹夜続きだからな.........」


 黒津木はあのズルズルと引きずられて行った後、案の定人生の推しを見つけたと歓喜し、喜んで実験の手伝いをやり始めた。
 最近では自主的に頼まれていないのに薬を作っているらしい。勝手な事をすると拗ねちゃうかもしれないと言っていたが正解だろう。この前勝手に二本飲んだらトレーニングに三日も来なかった。


ゴルシ「おいっすーオマエら〜。元気してっかー?」


マック「あら、ゴールドシップさん」


ウララ「なにそれなにそれー!!」


 スケボーに乗りながら登場するゴールドシップ。いつも面白い登場してくるなぁお前も。
 というよりそれ、白銀が自慢してた結構お高い奴じゃない?どうしたの?ボコして奪ったの?


ゴルシ「目の前で白銀が自慢してたから口にその辺の雑草突っ込んで地面に埋めちまったぜ♪これはその戦利品」


桜木「仮にも有名人なんだから下手に出てくれ、訴えられたら確実に負けちまう」


 アイツ金はめちゃくちゃ持ってるからな。友達だろうがそこら辺は容赦しないヤツだぞ。後で俺が返しとくから。


ゴルシ「え?アタシもう自分の名前書いちまったぞ?」


桜木「そマ!?」


ゴルシ「マ」


ウララ「どういう意味なの???」


二人「マックイーンまじ可愛いの略だよ」


マック「ふざけないでくださいまし!!」


 アッハッハッハッハッハ!という笑い声と俺の背中をしばかれる音が響く。なんで俺だけ?


ウララ「ま!!!」


マック「ウ、ウララさんまで.........///」


 マックイーンの方向を向いて可愛らしい使い方をするウララと、可愛らしい反応をするマックイーンを目に焼き付ける。いやー。眼福眼福。


ゴルシ「つーかオマエ、気軽に可愛いとか言うんじゃねえよ」


桜木「俺は昔から好きな物は好きって言うし、可愛い物は可愛いって言おうと決めてるんだ」


 自分の気持ちに嘘は吐きたくない。演技の為なら頑張れたが、この前の講演会でそれすらも出来なくなったということははっきりと感じた。
 まぁ、問題は無い。普段から正直に生きようとしている俺からすれば、何ら大差ことは無いからだ。


桜木「.........って、話が大分それたな。折角だから見に行くか!ライスの走り!」


ウララ「良いなー!!ウララも見たかったー!!」


 そっか、中等部は授業があるのか。残念だな。皆でワイワイしながら応援出来ると思ったんだがな.........










 ーーー










桜木「ズルズルズルズル.........」


[9]前 [1]次 最初 最後 [5]目次 [3]栞
現在:2/6

[6]トップ/[8]マイページ
小説検索/ランキング
利用規約/FAQ/運営情報
取扱説明書/プライバシーポリシー
※下部メニューはPC版へのリンク
携帯アクセス解析