第九話 ハガネールvsファイヤロー、第二戦
「ファイヤローごめんな俺のせいで」カケルは落ち込んでいた
自分のミスでファイヤローを傷つけてしまったと思っているからだ
そんなカケルを鼓舞するようにファイヤローが叫んだ「ファイヤロー慰めてくれるのか」
そしてカケルはカナの言葉を思い出した
『相手が強くければ強いほど燃えるそれがリーダーでしょう』
そうだよなファイヤローこれじゃカナに笑われちまうなァ
「うっしゃー、行くぜリベンジだ」そんなカケルに答えるようにファイヤローも叫ぶ
「っと、その前にファイヤロー、作戦を伝える」カケルには策があるようだ
そしてファイヤローvsハガネール第二戦が始まる
「また来たのか」「おうよ、勝つまで挑んでやるぜ」「いいだろう今度こそ戦闘不能にしてやる」
「行くぜファイヤローブレイブバード」カケルは初戦で痛い目をみた飛行技をあえてつかう
特性はやてのつばさでスピードの上がったブレイブバードがハガネールを襲う
「血迷ったかハガネールに飛行技は半減そのうえ反動で特性も失うぞ」
「それはどうかな」「フン、どうせブラフだろう、ハガネール、ロックカット」
ここまでは初戦とほぼ同じ展開、むしろブレイブバ-ドの反動で特性を失う分悪化している
「フッ、かかったなファイヤロー」だがこれはカケルの作戦だった
ファイヤローはギリギリのところでハガネールをかわしハガネールの後ろを取る
「なっなに」ハガネールはロックカットの途中、後ろを振り向けない
「ファイヤロー、フレアドライブ」「クッ、ハガネール、あなをほる」
ハガネールは穴を掘ってかわそうとする、だが至近距離からのフレアドライブは
さすがにかわせない、半分体がうまった状態でフレアドライブが直撃する
だがハガネールは強引にあなをほる、さすがの耐久力だ
一見悪手に見えるが、後ろへの岩技は時間が掛かる、フレアドライブが先に決まり
吹き飛ばされて終わりだろう、だからあなをほるしかなかった
「クソっだが、これで攻撃できまい」「フッ、俺のファイヤローなめんじゃねえよ」
「ファイヤロー、ニトロチャージで穴の中に突っ込め」「なっなに」
ファイヤローはニトロチャージで穴の中に突っ込む
「ハガネール、早く出てこい」「ぶちかませ、ファイヤロー」
ハガネールはロックカットでスピードが上がっているが、フレアドライブのダメージで
動きが鈍くなっている、だが先に出てきたのはハガネール
「よし、ハガネール、穴の中にロックブラストだ」「遅い」
ハガネールは穴の中にロックブラストを放とうとするだがその前にファイヤロが出てくる
「クソッ、間に合わなかったか」「ファイヤロー、アクロバットでハガネールの後ろに」
ニトロチャージでスピードの上がったファイヤローがハガネールを翻弄する
「ちっ、ここは引いたほうがよさそうだ」
フレアドライブをくらいその上ファイヤローはニトロチャージでスピードが上がっている
勝ち目は薄いそう判断したハガネール使いは脱出ボタンで逃げる
「よっしゃ、リベンジ成功」
「さあいくぜ、ファイヤロー、ユナイトボールをゴールにぶち込め」
ファイヤローのゴール、カケルのチームに7ポイントが入る
なぜこんなに少ないかというと
初戦で勝てばお互いに野生ポケモンを倒しながら進んでいるため大量に得点が入るだが
2回戦目で勝っても相手がどんどんゴールできてしまうため早く戦場に行かねばならず
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