トレギアとトレギア
嘲笑う俺を前に、右腕にかつてタロウと作り上げた、タイガスパークを再現、装備する。
今、できるはずがないと思ったな? 美食同盟を嘗めるなよ!! (今考えた同盟名)
まるで風船のように膨らんだ蒼い球体から、光と闇が渦を巻く。
渦の先は俺の左手の上へと向かい、全ての力が収束していった。
渦が消え、俺の掌には混沌の輝きを放つキーアイテム。
怪獣リングではない。タイガ達の変身アイテムであるウルトラアクセサリーに似ている。
だがカラータイマーを再現する位置には無機質な一つ目が宿り、ウルトラマンの顔があるべき場所は全てを嘲笑うような口が刻まれていた。
いやこえぇよ。そこまで『邪神』に拘らなくてもいいと思うんだが。
『( ´・ω・)』
「わかった、悪かった。良い出来だ」
『( *・▽・)』
準備は整った。始めよう。
闇に偏った混沌の次は、光に偏った混沌もお前は知るべきだ!!
Come on!!
「原初の混沌、グリムド!!」
ギュンギュンギュンギュン!
ギュピーン!
『(`・ω・´)』
「BUDDY GO!!」
Ultraman Tregear Anastrophe
「その姿はなんだ……?」
「お前の混沌を、切り裂く混沌だ!」
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