ハーメルン
ゆるふわ芦毛のクソかわウマ娘になってトレーナーを勘違いさせたい
1話:ゆるふわ芦毛のクソかわウマ娘になった
「先は長いし、真っ暗だなぁ……」
俺の逆襲が叶うとしたら、まだまだ先のことになる。ステイヤーってのは晩成型が多いから――クラシック級の夏を超えた辺りから俺は本格化するだろう。まずは選抜レースで勝ちを拾い、トレーナーをつける。そこから何とかオープンウマ娘になり、スペちゃん含めたこの世代に勝負をかける……しかない。考えれば考えるほど、取らぬ狸の皮算用って感じでげんなりしちゃう。
だけど、俺は諦める気はない。長く苦しい戦いになるだろうけど……アポロレインボウちゃんの夢と、トレーナーをからかって勘違いさせるって夢のために、俺はやるぜ!!
気合を入れるため、俺は頬を叩いた。
思ったより力が強くて、後になってほっぺが手型に腫れた。
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