ハーメルン
ゆるふわ芦毛のクソかわウマ娘になってトレーナーを勘違いさせたい
2話:トレーナーに見つけてもらうために頑張るぞ!
俺は涙を拭って、気丈に笑顔を作った。
「グリ子とはいつか、でっかいレースで戦いたいな」
「あはは、いいねそれ」
「その時はぶちのめすから覚悟しといてね」
「何か燃えてきた」
グリ子は切り替えが早い。というか、俺の気持ちを汲み取ってくれたっぽくて、肩を組んできた。俺も良い友達を持ったなぁ……。
俺達は夕焼け空を背に、帰路についた。選抜レースまであと少し。こうして俺を支えてくれる友達兼ライバルがいて、練習場もありったけの闘志もある。俺は何もかもに恵まれているのだ。
次の選抜レース、勝つしかない。俺の2つの夢のために。
……この悔しさは、選抜にぶつけてみせる!!
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